千葉県・全国のキャンプ地・温泉案内

ご覧頂きましてありがとうございます(*^_^*)
ホーム ハイエース indiana TR-4 ZIL520 VEGA ボートトレーラー トレーラーの運転 パジェロミニ アクティ号

Vantech ZIL 520(バンテック ジル 520)

 お気に入りだったハイエース手作りキャンパーも、例の八都県市ディーゼル排ガス規制に引っかかり、廃車を余儀なくされ、同時に自走式の購入を検討したことで、トレーラー(TR-4)も不要となりました。1月にはTR-4を譲渡、契約は前年11月でしたが、製作が立て込んでおり、納車は4ヶ月後の、平成17年2月でした。四輪駆動のため、砂浜の多い千葉県では大活躍、雪道もスタッドレスを履けば何の苦にもなりません。走行感覚は雨上がりの泥道を走行するのと大差ありませんでした。
2500ディーゼルターボの加速は想像を遥かに上回り、信号待ちからでもそんなにアクセルを踏むまでも無く、低回転でグイグイ引張られる感じ、同サイズ以上のトラックや、ノンターボの軽が相手なら無理なく前に出れました。
 大きさも日常使いには手ごろで、コンビニの駐車スペ−スに入れることを謳っているだけあって、入れない駐車場はほとんどありません。都内は、旧ハイエースのスーパーロングで楽に入れたような路地も、高さが2.9m(ベントカバーを入れると3.1m)あるため、せり出した庭木が障害となり入れない道は多少ありましたが、千葉県ではほとんど問題なし。全体として、非常に完成されたイメージがあり、お気に入りの車でした。
 ウイークポイントはクローゼットがないため、洋服を壁に掛けておかなければならないのが少々邪魔になりました。また、折角シャワーも完備しているのだから、清水タンク容量が160Lくらいは欲しいところです。カムロードは、乗り心地優先で、敢えて後輪をシングルタイヤにしてあるようですが、これが結構不安になります。6kg/cm2入れても、パンクしているかのように少々つぶれています。ノーマルタイヤでは、耐荷重ぎりぎりのような気がしてちょっと不安になります。

 因縁の平成19年5月26日、それまで快調に乗っていたZIL520 4WDが、館山自動車道を約90km/時で走行中、右後輪がバースト、激しく横転し廃車になってしまいました。なぜか、その丁度一週間前、ほぼ同じ場所で左の後輪がバーストしたばかりだったのです。そのときは80km/時くらいしか出ていなかったので何とか止まり、高速道路上だったためJAFに来てもらいました。今思うと、数日前から走行時に後輪からの異音があり、既にパンクして少しずつ空気が抜けていたのかもしれません。
 しかし、FRPのボディーは定評の如く強靭で、運転台のピラーが歪んだことと、ひどく打ちつけた左前部ルーフの約1mの亀裂以外は、ほとんど変形は無く、私自身も頚椎捻挫ひとつ無く無傷でした。横転の際、後輪が縁石に激しく衝突、残念ながら、車軸、シャシーの歪みもあり修理不能と判断されました。その節は、リトルハウスの大森さん他、多くの方に助けていただきありがとうございましたm(_ _)m。
尚、こんな大事故を起こしながらも、減点の対象ではないらしく、先日の免許書き換えでゴールド免許も剥奪されなかったのが不思議です(^x^;)。

 ドライブレコーダーの画像を今後の参考のために、以前から掲載しようと思っていましたが、証拠保全機能により、編集出来ないようになっています。また、拡張子が合わず、アップロードも出来ませんでした。画像はかなり悪いのですが、取り急ぎ、家にあったデジカメで撮りました。パソコンのモニター画面から約10cmの撮影のため、ピンボケになっていますが、実際のドライブレコーダー画像は、この他に加速度グラフなども加わり、もっと鮮明です。この画像はMARUHAMADR-965RVのものですが、VISTAに換えてからやや相性が悪く、今はもう少し大画面のDR-964RVを使っています。以前、3万円位したものが、最近では17000円くらいで売っています(平成20年8月には更に値崩れし、同モデルを8000円で買いました)。もっと、多機能のものでは、藤本@千葉さんが紹介された46−AA10というのが良いようです。
尚、映像開始直後の揺れは、私がパソコン画面をデジカメで撮ったときの手振れです(;^_^A 。


【 自分の愛車と家族の命を守るために 】
キャブコンは100km/h以上スピード出すな
★★★ バーストしたら、ブレーキ踏むな!!

 キャンピングカーに乗って数年と日の浅い方は、キャンピングカーを乗用車とは違う ”トラックのようなもの” と思いがちです。
 ところがこれが大いなる勘違いです。

 キャンピングカーはトラックではなく、数値上も
満積載のトラック、荷物の積み方によっては、
過積載のトラックと思って運転しなければいけません。
 実際、普通に荷物を積んだトラックに比べ、ブレーキの利きも甘いし、重心も不安定、後軸のサスに重量が掛かり過ぎ、
軸がダンパーに当たっていることさえあります。
 私はキャンピングカーに27年乗っておりますが、これが分かったのは、乗り始めて実に13年経過したときでした。

 皆さん、どうかお気を付けくださいm(_ _)m。

横転当時の状況

 最近、たまたまこの映像をご覧になったキャンピングカー乗りの方から労いのメールを頂きました。その方のブログ上で、『ワイアレス・タイアプレッシャー・モニターシステム』という優れ物が紹介されており、ちょっと話題性がありそうです。
以前、Yohoo!ビデオキャストに掲載していた頃、CCCの皆さまから多くのお見舞いメール、また実際に助けて頂きましたが、そのとき以来の反響です。

 キャンピングカーは独特の形状ゆえに、乗っていない方からもバランスの悪さは何となく想像がつくと思います。しかし、最近のキャンピングカーには、ハイパワーのエンジンが搭載され、走行時のバランスは格段に改善され、オーナーになって慣れてしまうと、キャンピングカー本来のレスポンスの悪さと同時に付きまとう危険性を忘れがちです。安全運転を自負する私も然りで、自損とは無縁であると大きな勘違いをしておりました。最近の、キャンピングカーブームに乗って、オーナーも増えつつありますが、どうか全国のオーナーさんには、私のような事例も知って頂き、初心に戻って気を付け過ぎるくらいの安全運転を心掛けて頂ければ幸いです。

2年という月日の経過で、大分曖昧な部分もありますが、当時の状況を記憶の限り綴ってみることにします。

 5月下旬、土曜の晴天、午後2時を過ぎる頃、私は館山道下り線をのんびりと帰路に向かっておりました。
通勤途中とはいえ、そこは既に房総の入り口、初夏の市原は車の一群が通り過ぎてしまうと全くしんとして、天高く羽ばたくひばりのさえずりだけが耳に入る実にのどかな処です。時速は95〜100キロ、Tシャツ一枚に窓を全開で走るには、快適な速度です。前方を走る軽自動車に車間を開けて追従し、ときどき追い越し車線を乗用車が通り抜けていきます。
 白い乗用車が私の右を追い抜いていった直後のことです。突然、妙な揺れを感じたかと思うと、右へハンドルが取られ始めました。
「バーストだ!!」
丁度一週間前のまさにこの時間帯、ほぼ同じ場所で左の後輪のバーストを経験したばかりの私は即座に悟りました。その時は、時速70〜80キロそこそこ、ゆっくりブレーキを踏んでなんとか左の路側帯に止まりました。しかし、今回は少々スピードも出ているし揺れも尋常ではない様子、高速走行中のパンクはブレーキ禁忌と知りながらも、本能的にごく軽くブレーキを踏んでしまったのです。ハンドルはますます右へ取られたため、ステアリングをちょっと左へ切った途端、車は大きく左へ回転し始めました。もうこの時点で、ハンドルもブレーキも制御不能です。ブレーキの利かない自転車が坂道で倒れそうになり、呆然としている自分に気づくときと同じような心理です。しかし、今は車の運転席、ダメージが格段に違っていることはよくわかりました。
「ああ、俺はもう駄目かもしれない!命を落とす直前とは果たしてみんなこんな感じなんだろうか?」
 不思議と考え事をする時間だけは妙に余裕がありました。
 左へ回転した車体はそのまま横滑りし、慣性に負け始めた車体が右へ傾き始めたのです。右前輪が路側帯を掻きむしるようにして舞い上げた土ぼこりが、運転席の全開の窓から勢いよく入って来ます。シャツも頭も砂粒だらけです。車は更に左へ回転し半回転を超え右へ倒れそうになった次の瞬間、急に態勢が立ち直り、今度は左へ傾き始めます。右側面から左側面に制動の方向が移ったことで車体が左へ倒れていったのです。車は一度は左へ3/4回転近く回りましたが、結局右へ少し戻り、走って来た方向とは逆を向き、左へ横転したのです。横転しながら止まるまで車体の左側面を路面に擦りながら、いくつもの部品が飛んで行くのが運転席から見えました。映画で見たことのある機銃を撃っているゼロ戦のように。やがて車が静止すると、シートベルトで宙吊りにされた自分が居たのでした。
「果たしてこれは本当に起こったことなのだろうか?」さっきまで仕事をしていた自分が、とても昔の存在ように感じられました。まるで今、夢でもみているかのように。
 揺れを感じてから横転して止まるまで、1分以上はかかったと感じましたが、後にドライブレコーダーで確認すると、ほんの数秒の出来事でした。人間の時間的感覚が、精神状態によっては全く当てにならないことの典型例です。
 幸い車は、うまいこと路側帯に入っていました。シェルの中を見ると棚の中のものはそこいら中に散乱し、液晶テレビは配線から宙吊りとなり、滅茶苦茶ですが、壁を含めそれぞれ室内の原型は留めておりました。
 我に返った私は車外への脱出を試みます。助手席のドアの内張りが床となり、センターコンソールボックスとシートの背もたれを足がかりにして運転席のドアを開けました。車のドアは普通、縦に軸があるため、ドアの重量を実感することはありません。しかし、横転してハッチのようになったドアがなんと重いこと。おそらく20kg以上はあるのでしょう。重いドアを持ち上げるのは大仕事です。車外に出たのは良いとして、約2m幅の車体から降りるのがまた一苦労でした。
 「ああ、何か夢でも見ているようだ。」
 警察に連絡すると、先方からレッカーを呼んでいいかどうかの確認がありました。後から知りましたが、このとき即座に保険会社に連絡しておけば、レッカー代金は無料となったのです。この後、約2時間、事情聴取とレッカー作業の傍観、道路の後片付けとの奮闘でした。帰宅したのは午後4時過ぎ、自分ばかりか家族も呆然、呆れてほとんど口を開きませんでした。レッカー代は、車両の引き起こしと自宅まで約14kmの牽引で12万円でした。
 こんな大事故を起こしたにもかかわらず、周囲に車は無かったため巻き込み事故にはつながりませんでした。自身も打撲、むち打ちひとつなかったのは不幸中の幸いです。タイヤを横方向に擦った路側帯は約5mに渡り砂利が剥がされ、約50cmのアスファルトの縁石が剥ぎ取られてしまい、対物の見積もり請求は13万円でした。しかし結局、修理を要さずとのことで請求はされませんでした。後で通ってみると、真新しい砂利が5mに渡り敷いてありましたので、補修はしたものの、担当者が機転を利かせてくれたのでしょう。はめ込んである剥ぎ取られたアスファルトの縁石は私がもとの位置に戻したものです(^x^;)。
ハイウェイパトロールの方に混じって、一生懸命、竹ぼうきで掃除を手伝った甲斐があったというものです。
 この1年後、無失点の自損事故という理由で、ゴールド免許はなぜかそのまま更新されたのが自分としてはとても不思議な気持ちです
これまで安全運転を自負する私は、自損とは無縁と思い、車両保険に入っていませんでした。当時の金額で、680万円の負債だけが残ったのは言うまでもありません(平成21年9月2日)。


給水タンクとシャワーについて(映像はVEGAのものです)

 給水タンクの水は飲料水、手洗い、炊事、シャワーなどに使われます。輸入車ではギャレー(台所)のスペースが広いこともあり、フォーセット(蛇口)に家庭用の浄水装置を付けている方もいます。国産車ではVANTECHなど飲料水用に20L分だけ、取り外して中を洗える別のタンクを採用しているメーカーもあります。

 では、タンク容量はどのくらいあれば良いのでしょうか?
50Lというと、ものすごい量だと感じるかも知れません。キャンプのスタイルによるので、一概には言えませんが、炊事と手足を洗う程度なら、4人家族が1泊するには十分でしょう。
しかし、問題は洗髪を含めたシャワーの使用です。
キャンプに慣れていないと、特に女性の場合、黙っていると80Lくらい平気で使ってしまいます。男性でも40Lくらいは使うでしょう。

 キャンプを何度か経験し、水の貴重さをよく知っている人なら、男性で5〜10L、女性で20〜40Lくらいあれば十分シャワーは浴びれます。子供の場合、大人(男)と一緒に入る以外は、やはり40Lくらい使う覚悟でいた方が良いでしょう。これはもちろん、生死を掛けた?冬山登山キャンプをされるような、硬派の本格キャンパーのことではなくて、シティーキャンパー、週末キャンパーの話です(;^_^A。

 風呂の入り方一つを、あまりうるさく言うのもどうかと思いますが、例えば、 体を洗うときは、ナイロンのゴワゴワのたわしのようなタオルを使うと泡、水切りが良好です。湯を流すときは、さっとシャンプーして顔も洗い、頭から全身を流すのが効率的です。石鹸は、シーブリーズのような液体石鹸が良いでしょう。実に、優雅さとは無縁の世界です(^x^;)。

 これらを見当に入れると、一家で1泊すると、60〜80Lは使います。余裕をみて、100Lは欲しいところです。160Lくらいあると、余裕で、場合によると3泊くらい連泊できるかもしれません。輸入車やYMSのエアロクルーザーなどは200Lというのもありますが、中〜小型の国産キャブコンで、この160Lを実現しているのはリーエキスポートのアウトドアジュニアくらいです。
 中古車を買う時なども、清水タンクの容量は気になる所です。しかし、実はこのタンク、2〜5万円も出せば、後付けで大容量のものに換えることは可能で、オーダーメイドしてくれるところもあることを付け加えておきます。やる気なら、JOさんの記事が、非常に参考になります

 衛生面からすると、タンクの水は毎回抜いた方が良いのでしょうが、 しょっちゅう乗る場合、水道代もばかになりません(実際に計算してみると、100リッターでせいぜい20円程度ですが)。常にタンクを満水にしている方なら、理想的には季節に限らず1週間に1回入れ替えれば、通常は問題ありません。私は、キャンピングカーを通勤に使っていた頃、入れ替えはほとんどせず、減った分だけ追加するのみでした。ただ、炊事には使いましたが、生水の飲用には使いませんでした。

 走行で注意することは水は重いということです。
誰でも知っている当たり前のことですが、ひとたび車に積んでしまうと、その重さを忘れがちです。特にトレーラーの場合、ヒッチにかかる荷重との関係で重要なことです。ディーラーさんは、「牽くときはタンクを空にして下さい。」とまで言ってますが、利用者からすると、なかなかそうもいかないものです。

 もう一つ、特に寒い地域の方にとって、給水タンクやパイプ類、トイレやボイラーなど、冬の凍結は深刻な問題です。ボイラーやトイレは屋外に近いため凍結しやすいようです。東北や北海道では、トイレの洗浄タンクに凍結防止のウインドウォッシャー液を流用している方もいます。
特にボイラーは凍結しやすく、破裂すると、修理代が20万円以上かかるので、零下になる冬場は毎回水抜きした方が無難です。輸入車の中には外気温が設定温度以下に下がると、自動的にポンプが働いて、給水タンクに戻す装置が付いているものもあります。
 スキー場や雪の温泉地などでP泊する場合は、夜中に起きて時々湯を沸かすと良いでしょう。また、もちろん安全面から推奨はできませんが、車内にCOアラームが付いていれば、ボイラーを点けっ放しでもサーモスタットが働き、沸騰することなく一定温度に保たれます。
 では、お湯はどのくらいの時間で冷たくなってしまうのでしょう?
先の様なことを聞くと、ボイラーのことが心配で、夜間に3時間おき位に点火しなければならないように思われがちですが、小学校、中学の理科を思い出して下さい。『お湯は冷めにくい』あるいは『水は熱量が大きい』ことを習ったと思います。
氷点下5°のスキー場で、朝の洗面他のためボイラーを使い消火、朝9時にゲレンデへ出発、午後4時に車へ帰って来ると、お湯はまだ温まっていました。
氷点下10°くらいだと、あまりの寒さに小一時間でボイラーの湯は冷たくなってしまうように思いがちですが、実は大きな勘違いです。おそらく、夜間なら1回(心配なら2回)起きてボイラーを沸かせば凍結は防げるのではないかと思います(保証は出来ないので皆さんご自身で試してみてください(;^_^A )。
 因みに我が家では毎年、夜間氷点下10℃の環境で、夜10時、就寝前に一回沸かし、目覚ましを掛け、明け方3時に一回沸かし二度寝して、朝7時起きで問題ありません。

240リッター給水タンクへ載せ換えの記事は、こちら(^o^)丿

飲料水の消毒剤 ピューラックスS

 以前、清水タンクの水の管理について、検討したことがあります。

 20Lのポリタンクに、水道水を汲んで保存する分には、2〜3ヶ月に及んでもほとんど問題ありませんでした。ある夏の日、出先の山村で、井戸水をもらったことがあります。喉を通るときの透明感は、言葉が見つからないほどでした。この新鮮な水をポリタンクにも入れてもらったのですが、2ヶ月もすると、キャップの縁に、薄っすらとが色付いてきました。日頃、不満を感じながらも、如何に、水道水の塩素が効果的かと言うことなのでしょう。

 あれこれ調べてみましたが、理想に叶うものは無く、台所用もしくは、哺乳瓶用の塩素系洗剤で、代用できることが分かりました。これを薄めてタンクの中の水に混ぜるというものです。

しかし、本来は洗剤、台所用に至っては、界面活性剤のみならず、水酸化ナトリウムまで入っています。どうも手がぬるぬるするはずです。角化層が溶けているのでしょうか? 用途に、飲用という表示もないので、飲み水の消毒として使うのは抵抗があります。結局、タンクの衛生保全の用途以外には使えませんでした。
 でも、水道水には塩素が入っているわけですから、これが、もう少し身近に利用できないものかと、疑問を残しつつ・・・。


 ときに、我が家には、常設の、屋外テーブルがあります。夏になると、よくここで、焼肉やバーベキューをやります。しかし、実はこれ、当家の誰もがその存在すら忘れてしまった、蓋をしたままのなんちゃって『露天風呂』なのです。

 12年前、家を建てるにあたり、私が最も憧れたのは、書斎でも暖炉でも、ましてやジャグジーでもプールでもありません。露天風呂でした。もちろん、民宿でもあるまいし、本物の露天風呂などできる由もありません。たとえ造ったとして、管理しきれないのは明らかです。そこで、ネットで買った中古の大型浴槽を、家内と一緒に運んで、ベランダに置いただけのものです。設置当初は、親戚や友人を呼んで、珍しがって入ったものですが、今となっては、年に1回、私が行水でもすれば良い方です。家内と子供に至っては、かつて1回入ったのみ、以来、見向きもしません。いくら耐候性のあるFRPとは言え、当然、土埃が着きます。今年の夏は、復活させるか? 汚れは、水洗いで簡単に取れますが、雑菌(レジオネラなども)や真菌は??? ぬるま湯を使うだけに、不安が残ります。

 そこで、『浴槽 消毒』で、検索してみました。すると実は、『塩素 消毒 プール』で検索する方が、効率的にお目当ての品にヒットすることが分かりました。
 出てきたものが、『ピューラックスS』という殺菌消毒剤でした。

 家庭用から業務用まで、用途別に数種類の大きさが出ています。
 私が嬉しかったのは、『飲用水』としての用途も明記されていたことです。
いくら哺乳瓶の消毒剤『ミルトン』が安全でも、さすがに、『飲用』の表記はありません。

『飲用水には、水量1000リットルに対し、本剤約17mlを投入』とあるので、100Lの清水タンク満水なら1.7ml。水1mlは約20滴なので、34滴を混入ということになります。
 ただし、注意は、水道水には、、1リットル当たり0.1mg(0.1ppm)以上の塩素が既に入っているので、ダブって濃度が上がりすぎないよう、残留塩素濃度の確認が必要だと思います。

 これは、残留塩素チェッカーという簡易試験紙で、確認できます。

以下に、販売サイトの添付文を転載します(平成27年7月7日)。


オーヤラックス
ピューラックスS 600ml
殺菌消毒剤

ノロウイルス対策に!

●確実な殺菌力・優れた安定性。細菌( グラム陽性菌・グラム陰性菌 )、 真菌、ウイルスなど殆どの微生物に対して殺菌効果、不活性効果を示します。
●徹底した製造管理、品質管理、流通管理によって安定性に優れており、有効塩素濃度の調整が可能です。そのため成分本来の真価を発揮します。

使用用途
■感染症: MRSA・緑膿菌・HIV・HBV・ノロウイルス・レジオネラ属菌etc.に有効
■食中毒: O-157・サルモネラ・ブドウ球菌・腸炎ビブリオ・カンピロバクター・ノロウイルスetc.に有効

使用方法
飲用水の消毒:水量に対して遊離残留塩素を0.1mg/L(結合残留塩素の場合は0.4mg/L)以上保持するよう投入、注入、滴下して消毒殺菌します。 ※具体的には消毒しようとする水質によって異なりますが、目安としては水量1000リットルに対し、本剤約17mLを投入、注入、滴下し、残留塩素濃度を測定確認し、本剤の量を増減してください。
・飲食器具の消毒:食品製造器具の消毒:本剤の300倍液(水1Lに対して本剤約3.3mL)へ対象物を洗浄、水洗いした後数分間浸して消毒殺菌します。
・浴槽、浴室等の消毒:本剤の300倍液(水1Lに対して本剤約3.3mL)にて消毒殺菌します。
・便所、便器の消毒:本剤の25倍〜300倍液(水1Lに対して本剤約40mL〜3.3mL)にて洗浄もしくは拭いて消毒殺菌します。

内容量:600ml
成分:次亜塩素酸ナトリウム6%を含有する殺菌剤(食品添加物)


520の牽引能力・・・実は!! ―近藤さんの打ち明け話―より

 520はトヨタのダイナ1.5トン トラックベースのカムロードというキャンピングカー専用シャシーに後部のシェルを載せたものです。いわゆる改造車であるため、

以上より牽引可能なトレーラーの重量を得るためには主ブレーキ制動力のデータが必要になります。

トヨタに問い合わせても、バンテックに問い合わせても、
「改造車なので、陸運事務所で制動力の計測を受けてください。」との返答しか得られませんでした。製品として認可されている車両ゆえ、重量による制動距離の差はあるにしても、制動力に変わりは無いはずです。

不理尽な心持を抱えながらも仕方なく陸自へ車両を持ち込むと、予想通り国産車の場合は、既存のデータが揃っていることを指摘されました。検査官の方からしばらく待機するよう指示があり、事務室のパソコンからデータを出してくれ、連結検討式まで計算してくれました。

私の車(520 4WD)の場合、トレーラーに主ブレーキがある場合トレーラーの車両総重量1900kg、無い場合、280kgまでのトレーラーが牽引できるものと計算されました。それにしても、トラックと違って制動能力の低さに驚きました。幸い私のボートトレーラーは車両総重量270kgと小さいため、かろうじて牽引出来ることになったのです。

ところが、平成22年4月吉日
箱根にお住まいのコルドバンクス(ベース車は同じカムロード)のオーナー、近藤さんという方からメールを頂きました。

2年半前にクラスCを手放して以来、バンコンは所有し続けていたのですが、キャンカー遊びからは遠ざかっておりました。今回、上の子が中学を卒業するのを機に、キャンカー生活に戻ろうと、バンテックのコルドバンクス2WD DTを購入することにしました。

僕は仕事がらボートトレーラーなどを牽引するため、ヒッチメンバーの取り付けと最大牽引重量を車検証へ記載したく考えております。ただバンテックに頼むと最大牽引重量が、ブレーキなしトレーラーだと290キロが最大と言われたのです。しかし、これではまったく意味をなさないので750キロを取得したくネット検索しておりました。

〜中略〜

『本日陸運支局へ行き、実測により計算してもらったところ、
なんとかブレーキなし690キロが出ました。』


努力の勝利です\(^o^)/!!

ページ先頭へ

Vantech ZIL 520

inserted by FC2 system