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揃えも揃えたり五拾有余年。
KTCのメガネレンチ(永久保証)、ショック・ドライバーに特殊工具・プーリーホルダー・・・マキタのハンマドリルにRYOBIのコンクリートハンマー、見たもの乞食の成れの果て。
我を知るプロは是を、『ネコにキャビア?』じゃなかった、『宝のもちぐされ』と言います(;^_^A 。
しかし、技術ではなく、あくまでスタイルから入ろうとする、私たちのような『おトーさん』にとって、モチベーションを保つためにも、着古した綿のつなぎと良いお道具を持つことは、密かに大切なことです。
車のメンテナンスがてら、滅多に日の目を浴びない道具類は、お雛様の虫干しに似たり。
折角、ガレージにて、お披露目したお道具箱ゆえに、一石二鳥と、ちょっとした小物もこしらえてみました。
あわよくば、我、是を家族サービスとうそぶき、短絡的に一家円満まで取り計ろうとは、虫の良すぎる捕らぬお狸様の皮算用???(*^-^)b。
蛇足と言われようとも、敢えてここに『おトーさん宣言』で〆させていただきます。
一、我々『おトーさん』は、素人であり、能率を求めるプロとは一線を画すものと心得よ
一、疲れても、丸ノコ、電気カンナに手を出すな(恩師の遺言? 昔から「指を落とす」と諺のように言われます)、汗をかいてもノコを引け、腰が痛くてもカンナで削れ
一、ドリルビットは、電気プラグを抜いた後、交換せよ(急に動いたらどうすんの?)
一、グラインダーを回すなら、先ず、防護メガネをするべし
特に四番目は、日ごろ遭遇しないだけに、危険性をイメージできず要注意です。私の知人で、砂粒ほどの小さな鉄粉が目に入り、眼科で取ってもらったものの、後に視力が落ちた人がいます。その経緯を聞くと、防護メガネはしていたそうですが、作業着を脱いで鉄粉を払っていたときに目に入ったとのことでした。用心に越したことなし。
結論:6×4.5m(約8坪)ほどの土間なら、生コンを頼んでトンボがあれば、多少凸凹でも、半日でそこそこ使える舗装が、3万円足らずでできる(;^_^A 。
私はトンボがタッピング操作を兼ねると思っていましたが、これが間違いの元でした。
タッピングとは、動画中(2分15秒)、もしくは下記リンクにあるような器具を使い、コンクリート面をトントン叩くことです。割石を沈めることで、流動物が浮き上がり、コテを当てられ表面が滑らかな仕上がりになります(*^-^)b。
★★★トンボでタッピングはできません。舗装面積が広いときは、上下動のできる器具を作るかレンタルの必要があります。
●生コン タッピング
●生コン タンパー レンタル
★Yanky Zebraさんによれば、最初に十分水を撒くと下に水分が吸い込まれないので作業しやすくなるそうです。
【ミキサー車の最大積載量と俗称の違い】 小型(2t車):3t、中型(4t車):5.5t、大型(10t車):11t
裏庭に、敷石を敷き詰めて駐車すると、どうも湿気が上がって来るようです。シャシーブラックの車体塗装(約4万円)を2年に1度しなくてはいけません。本来は25cm掘るそうですが、10cmと浅く掘って、湿気防止の簡易舗装してみました。
業者に依頼すると30万円掛かりますが、その1/10。でもやはりプロのようにはいきません(^x^;)。
深さ10cm、鉄筋入りは6m×3m、深さ5cm、鉄筋なしの歩行部分は6m×1m+1.5m×1.5mほど。面積にして、約26m2、8坪ほどです。
生コン(コンクリート)は、ミキサー車で配達してもらっても、1立米(りゅうべい:m3):1万3000円と事情を知らない素人からすると、驚愕の破格です!\(◎o◎)/!。
これは、ホームセンターでセメント買うより、はるかに安く上がります(1立米2.3tとして、セメント25、砂・砂利60kg、水30kgで115kgが、ほぼ1000円から、単純計算で1立米2万円+セメントと砂利と砂を運んで練る労力)。
但し、1.25立米未満や、2トン車(積載量3トン)の搬入は割高になります。それでも1立米1万9000円ほど。
尚、鉄筋の溶接は趣味半分でしたことで、必須ではありません(^x^;)。
ここで私なりの作業上の注意点をひとこと
@ 生コンは素人σ(^x^;)が考えているように流れないので、あくまでネコ(一輪車)で運搬が必要
A ★タッピングを十分行わないと、ノロが浮いてこないので、表面が凸凹になる
B 1時間ほどで固まり始めるので、男手が3、4人は必要(ネコ2人、トンボ1人、タッピング1人、理想的にはこの他 コテ(左官)1人:但しコテは均し終わった後からでも可)、1人でやるとぶっ倒れます(但し私は還暦前なので、若い体力のある方ならこの限りではないでしょう)(;^_^A
P.S. ノロ(セメントの流動成分)が綺麗に上がらず凸凹になった原因として、★★★掘りが浅かった(正規には25cm+敷石→私は10cmだけ)こともあるかもしれません。十分な生コンが入らなかったことで、割り石が沈むスペースが無かったということも考えられます。
★★★生コン ヤマカ建材工業(株)のリンク
推薦参考動画
これから、家庭用溶接を始めようという方、今までうまく溶接できないと感じていた方に声を大にして言いたいのは、★★★ 100V溶接に『昇圧機』は必須 ★★★である、ということです。「うちは大丈夫のはず」などとたかを括っていないで、騙されたつもりで、昇圧機は絶対に併用することです。200Vが使えない一般家庭だからこそ、100Vと125V(25%増)では、溶接機から引き出せる性能が全く違います(平成30年5月17日)。
右に、私が参考にさせていただいた動画を貼っておきます。特に下の物は、素人向けの電気溶接の入門書がない今日、バッテリー溶接に限らず、とてもためになる内容です。
板厚(mm) | 素材 | 棒径(mm) | 出力(A) |
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1 | ステンレス | 2 | 25 |
0.6 | ステンレス | 2 | 22 |
0.6 | ステンレス | 1.4 | 18 |
径(mm) | 素材 | 棒径(mm) | 出力(A) |
---|---|---|---|
2 | ステンレス | 2 | 25 |
【昇圧機」について】
100V溶接と言っても、今はTIG溶接などの優れものが主流です。しかし私の場合は、昔ながらの棒溶接、2万円くらいで買える、安物の溶接機の話です。
この場合、先ず絶対条件は『昇圧機』の存在です。これが無いと、溶接機の性能は半分以下と言えるでしょう。価格は1万5000円ほどで入手可能で、25%UP(125V)で使用します。これにより、ビードが非常に滑らかに引けるようになり、溶接の付きが格段に向上します。
【薄板を溶接する場合のコツ】
100V溶接で、0.6〜1mmほどの鉄板やステンレス板を溶接する場合に必要な条件は、
★母材を溶かすだけの出力(加熱)があって、かつ
★母材に孔が開くほど加熱しないことになります。出力を抑え気味にするので、アークスタートもスムーズではありません。
この場合、2つのポイントがあります。
1つは、過熱を防止するために、●1秒〜2秒ほどの点溶接を繰り返します。
もう一つは、余計な熱を逃がすために、●薄板の裏に、3〜5mmくらいのやや厚い鋼板または、小さな金床などの鉄の塊を密着(裏打ち)させることです。
尚、電気溶接一般に言えることですが、特に出力の弱い100V溶接では、★『溶接しようとする母材同士に隙間を開けない』ということは定石です。この動画は主にステンレス溶接をやっていますが、鉄溶接の際、意義としては同じことですが、さらに★表面の『塗装』、『錆』、『防錆加工』を削除することが重要です。これは、アークが両方の母材にほぼ均等に当たることで、両者が同時に溶け、よく溶接されるからです。サンドペーパーでいい加減に落とすのではなく、グラインダーなどを使って徹底的に落とすことが綺麗に溶接するポイントです。
【溶接棒の直径と出力(電流)について】
よく溶接棒のケースに出力である電流の目安が書いてあります。
初めて溶接をやろうとすると、あの表示を鵜呑みにして、3mm鋼板の溶接には、φ1.6mmの溶接棒を使って60Aの電流が必要なことになります。
しかし、あの表記はあくまで、棒の直径に対して全層を溶接出来る鋼材の最大の厚さ(mm)と、その時に必要な電流の設定です。
例えば、φ2mmの溶接棒では、2〜4mmの鋼材が溶接出来て、電流は50〜90Aとあります。
大体、我が家の全体の漏電遮断器(ブレーカー)の容量が60Aですから、理論的には60Aの設定で、誰かが家の中でドライヤーでも使ったら、もう停電することになります(;^x^) 。
我々、素人が3mmの鋼板を溶接するのであれば、φ2mmの溶接棒を使って30〜40Aの電流で、表裏両面から溶接してやれば良いだけです。
溶接棒は、薄い板では低出力が求められるので、当然細目のものを使います。細いものは、φ1.4mm、φ1.2mmがネットで売ってます。しかし、あまり細いものを選ぶと、アークも細いため、母材の接合線の両側に均等にアークが当たりません。すると、アークの強く当たった母材側は、良く溶けて、反対側の母材にはスラグ(溶接屑)だけが乗り、接合できないことがあります。本当に溶接の上手な方は、この棒でピンポイントに当てるのでしょうが、私はこれがうまくできません。むしろφ2.0mmの溶接棒で、多少出力を上げ、両側の母材を均等に加熱した方がうまく溶接できます。
ちまたでは●『交流機よりも直流機の方が、素人には使い易い』と言われますが、その理由や真偽のほどは不明です。しかし私の使った実感としては、直流機になってブレーカーも上がらず、スムーズに付くようにはなりました。
初めて買った溶接機は、出力調整ハンドルが大きな100Vと200V兼用の交流溶接機、重量も20kg以上あり、初心者の私はこのいかにも溶接機らしい重量感に惹かれました(;^x^) 。そのため、運び出してセッティングするのが大変で、その日に溶接をすべきかどうかは、休みの朝の一大決心が必要でした(;^x^) 。なぜこんなものを買ったかと言うと、将来家を買ったとき、200Vを引いて、本格的に溶接を始めたいと思ったからです。しかし今となっては、そんな私の身勝手が叶うはずもありません。
スラグばかりでうまく付かない割に、出力調整は110Aまであったので、どんどん出力を上げると、機械は過加熱が表示され、そのうち家のブレーカーが上がります。こんなことを朝から晩まで5回ぐらい繰り返し、溶接出来たのは、毎度わずかでした。
数年前に、100V直流機の最新モデルを買うと、重量は約5kg片手でひょいと持ち上がります。こんなおもちゃが使えるかと思いましたが、以前のものよりはるかに良く溶け、ブレーカー上りもなくなりました。
★尚、barbernoiさんから頂いたコメントの中で、『薄板の場合は棒を寝かせると良い』ようです。こうすることで、アークの方向が母材と平行に近づくので、母材が溶け落ちることを防止できるようです(*^-^)b。
★★★ 2020/9/23 hiroyuki tanakaさんより、コメントいただき謎が解決しました\(^o^)/。
私は2次電圧も100Vのつもりでいましたが、コイルを通して2次の★★★『溶接電圧は15〜20数V』ぐらいとのことでした(*^-^)b。
昔の交流機を使っていたころの話ですが、先ず、分岐された屋外コンセントのブレーカーは20Aですから、単純計算で屋外コンセントは100V×20Aで、上限2000W(VA)として。
もし、交流機の出力電圧が、仰るように15〜20数Vのうち、仮に20Vとすれば、90Aのとき1800W、110Aのとき2200Wで、上限の2000Wをオーバーするから跳んだと考えれば、全てのつじつまが合うことになりました\(^o^)/。
家の漏電遮断器は60Aですが、当時のおおぼろげながらの記憶で、110Aで上がったんだから、分岐のブレーカーではなく大元の漏電遮断器が上がったものと勘違いしたのかもしれません。
貴重な情報、どうもありがとうございましたm(_ _)m。今度、電圧実測してみます(*^-^)b。(令和2:2020年10月12日)。
バルブ | kgf/cm2 | 備考 | |
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● | 低圧 | 1.5〜2.5(2±0.5) | 21〜36psi:ポンド・スクエア・インチ (簡易チャージホースのメーターに使われています) |
● | 高圧 | 14.5〜17.5(16±1.5) | 資料によっては13〜16kgf/cm2とも |
(注:このうち、ガスチャージに必要なものは、BとC のみです。)
予定としては、蛍光剤を注入して、3ヵ月後にブラック・ライトで漏孔を見つけようと思っておりました。
しかし、検討中に、上述、★★★ 『 A/C リーク・ストップ 』★★★という優れものを見つけたのでした。
例えば、漏孔が小さく、どうしても漏れる場所が見つからないときのために、目止め剤というものがあります。従来のものは、『スーパー・シール』などに代表される目止め剤で、ポリマー樹脂が、空気中の水分子に反応し固まるというものだそうです。実に、合理的ではありますが、管内に空気が混入している場合、中で固まってしまうため、冷媒ガスが完全に抜けてしまったような、空気が入っている可能性がある場合、リキッドタンク(リザーバー、ここに水分を吸着するストレーナーが入っています)を新品交換してから注入しないといけないとのことでした。また、1度注入してしまうと、業者は冷媒の回収を含めた作業をしてくれないそうです。
こんな記事を読んでしまうと、目止め剤の使用は最終手段と思っておりました。そんな中、★★★ 『 A/C リーク・ストップ 』★★★なるものが、目に留まりました。これは、固着するポリマー樹脂が使われておらず、冷媒ガスより大きい、合成エステル油の分子が、金属表面に電子的に吸着する性質を利用し、漏孔に詰まって孔を塞いでしまうというものでした。そのため、管内を汚すこともなく、『(メーカー側の言い分としては)エアコン回路や回収機材に無害 』 だそうです。通常は、1ヶ月以上かけてガスが抜ける状態が対象で、数時間や数日で抜けてしまうほどの大きな穴には無効とのことでした。
最後の最後まで躊躇はしたものの、清水の舞台から飛び降りたつもりで(^x^;)? 使ってみました。使用方法は、『 ガスチャージ (★ 方法はこちら)』と似ていますが、もっと簡単です。ものの15分で作業完了\(^o^)/、問題は来年の今頃がどうかです。
尚、冷媒にはR−134aというものが一般的ですが、古い車にはR−12というものが使われているそうです。ただし、1990年代に、R12からR−134aに、順次切り替えられたので、2000年代以降のものは、ほとんどがR−134aだそうです。
この後、今後の家のクーラー交換作業も視野に入れ、● フレアツール、● トルクレンチ、● 真空ポンプ、● マニホールドゲージを買ってしまいました。果たしてこれから、このセットを使うかどうかは別として、あくまで形から入るおトーさんは、この赤・黄・青の三色のメーターが、とても気に入っています(平成28年8月3日)。
こういうことは少ないと思いますが、下の左図で、低圧バルブのバルブコアより、少しずつガスが漏れていることが分かりました。バルブの蓋を開けたとき、プシュッと小さな音がするし、蛍光剤を注入した後、バルブコアのあたりから、小さな泡が時々、プクッ・・・プクッ・・・と出てくるのが見えたのです。そこで、カーエアコン用、バルブコア・ツールで締めこみます。右は、マニホールド・ゲージ圧測定、低圧がやや高めですが、高圧が下限なので良しとしました。
外すときの注意!!低圧バルブは問題ありませんが、高圧バルブはエンジンを止めてすぐに外すと、ゲージの赤いホース内に、液化したガスが、かなり残っていて、勢いよく噴き出します。大げさに『失明・火傷に注意』などと書かれている意味がよく分かりました。マニホールド・ゲージの特に高圧バルブは、エンジン(クーラー)を切って、20分ほど経過し、高圧メーターの圧が下がってから外しましょう!!! 正確には1時間もすると高圧低圧とも同じくらいの値(6.5kgf/cm2前後)になりますが、個人的には20分くらい経過し10以下であれば良いのかなあと思います。
★REX@きみつさんのページも参考にさせていただきましたm(_ _)m。
以下の車屋さんの動画も参考になります。
11年目にして、遂にVEGA(年式:平成19年)のルーフ・エアコン(クーラー)『ポーラカブ』が壊れました(T_T)。
家族でキャンプ中の出来事です。
「お父ーさーん、電気が止まったよ」
発電機は動いているのに、室内の電気が切れています。発電機は『過負荷』のインジケーターが点灯。
クーラーのスイッチを入れ直すと、コンプレッサーは回ったり、回らなかったりします。先ず、スイッチを入れるとファンはスムーズに回りますが、Low Cool(コンプレッサー始動)に入れると、ファンの回転が落ち、しばらくすると、『過負荷』で発電機のブレーカーが落ちたり、家庭用電源に繋いでいる時は、車のクーラー用のブレーカーが落ちます。
何度かスイッチを入れなおしていると、コンプレッサーが回ることもあり、一旦回り出すと、異音も無くスムーズに回転し、とても良く冷えます。しかし、送風になってまたコンプレッサーが回りだすとき、同じことが起きて、止まってしまいます。
素人判断で、コンプレッサーが駄目になったのかと思い、清水の舞台から飛び降りた気分で(^x^;)買い替えを決意しました。
ポーラカブと同じ容量の9K BTU(british thirmal unit)では、現在MACH8(マック8)というのがあります。これは国内では、24万円ほどで売っているのですが、海外の通販サイト(ebay)で、なんと9万3000円ほどで出ています。送料も1万3000円ほどなので、11万円でお釣りが来ます。問題は、保障でしょう。もちろん、1年保障は付いていますが、海外なので送料が馬鹿になりません。
いろいろ調べてみると、どうも海外の動画を見る限り、モーターに繋がっている、コンデンサーが不良のようです。
コンデンサーとは和製英語のようで、実は英語圏ではキャパシターと言うそうです。クーラーで言うコンデンサーは、室外機の熱交換部品のことなので、区別の意味もあるのでしょうか?
日本では、キャンピング・カーの歴史も浅いせいか、製造中止になったポーラカブはもはや時代遅れで、今やMach8の時代ですが、実に、アメリカあたりのモーター・ホームのオーナーは、サビサビ、ぼろぼろのコールマンMach3を、修理を繰り返し、現役で使っているようです!\(◎o◎)/!。
ポーラカブのコンデンサー(以下キャパシター)は、●始動キャパシター、●コンプレッサー・キャパシター、●ファン・キャパシターの三つがあるようで、いずれも、1〜3千円ほどで海外のサイト(ebay)で入手可能です(送料も1〜2千円(^x^;))。
海外の『トラブル・シューティング・サイト』によると、このキャパシターの故障というものは決して珍しいものではなく、あまり使う機会の無いキャンピング・カーのクーラーにはよくあることのようです。電源系を見て、問題無ければ、次に疑うのは、このキャパシターだそうです。
因みに昨年、家の子供部屋のルーム・エアコンのコンプレッサーが動かなくなり、業者に「基板の不良ですが、もう部品がありません」と言われ、やむなく機種交換しました。国内のルーム・エアコンはこのコンデンサーを基板の中に埋め込んであり、この動画の方のように、基板の中の、電解コンデンサーだけ交換してみると言う、果敢な手もあったのかもしれません(^x^;)。
しかも、【DIY】家電・精密機器故障の9割は個人で修理できます! と、豪語する方もいらっしゃいます。その方によれば、電子機器の故障の原因はLSIの故障はごくまれで、●スイッチ類の接点不良、●電池・スイッチなど駆動部のハンダ割れ、●電解コンデンサーの液漏れの3つが、実に9割だそうです。目から鱗、まさに勉強になると共に、勇気付けられましたm(_ _)m。
話し戻って私の場合、症状から(コンプレッサーの)●始動キャパシターの様な気がしました。しかし、もう10年経過していずれどれも駄目になることを見越し、またどれも1000〜3000円ほどで安いので、とりあえず、3つとも交換してみることにしました。それでも駄目なら、来年春に、Coleman Mach 8の9K BTU(ポーラカブと同じ容量)8〜9万円(送料が12000円)で売っているので、これを買ってみようと思ったのでした。
注文したのは
●start capaciter(コンプレッサー始動キャパシター:コンデンサー)
ORDER TOTAL ¥4,869(JPY 3,177+ 送料JPY 1,692)
【黒い樹脂製の円柱形のもの PTCR(precision temperature coefficient resister 精密温度係数抵抗)という抵抗付き】
Coleman Mach Capacitor start 8333A9021で検索
●run capciter(コンプレッサー連続運転キャパシター:コンデンサー)
ORDER TOTAL ¥1,037(JPY 1,037 送料込み:発送地:中国)
【正円の円柱形のもの】
Coleman Mach Capacitor run 14995761で検索
●fan capaciter(ファン・キャパシター:コンデンサー)
ORDER TOTAL ¥3,034(JPY 1,889+ 送料JPY 1,945)
【楕円の円柱形のもの】
Coleman Mach Capacitor fan 14995461で検索
ここでPTCR(precision temperature coefficient resister 精密温度係数抵抗)とは、コンプレッサーのモーター回路に電気が流れ始めるときだけ、スタート・コンデンサが通電され、その後、通電時間により温度が上がることで抵抗値が高くなり、モーターが順調に回っているうちは、スタート・コンデンサに通電されなくなるというものです。このため、コンプレッサーを切った直後は、再起動しないようですが、1分程時間を置くと、またスムーズに回ります。
もし、キャパシターの交換のみで治ったら、3つで1万円弱。
部品は、注文から2週間ほどで届いたので、先ず届いたものから、コンプレッサー始動キャパシターとコンプレッサー連続運転キャパシターを交換しました。
一番の難関は、ケースを固定した3本のネジが錆び付いていることです。これは仕方が無いので、高校時代、単車のクランク・ケースをばらすために、40年前に買った、ショック・ドライバーを使いました。当時、工具屋で8000円くらいして、かなり頑張って買った記憶がありますが、今では2000ほどで入手可能のようです(;^_^A 。
そして、進行方向左前に小さな箱があり、この中に3本のキャパシター(コンデンサー)が繋がっています。ここで大切なことは、電源プラグを抜くことは当たり前として、コンデンサーはいわば蓄電器だということです。そのまま触ると、一瞬感電するので、プラスドライバーなどで端子同士を通電させショートさせておくことだそうです。もちろん軍手で良いと思いますが、手袋はして下さい。
部品の形、大きさは微妙に違いますが、容量は同じなので、そのまま繋ぎ変えるだけです。2時間もあれば終わりました。スイッチを入れてみると、見事にコンプレッサーも起動、VEGA(年式:平成19年)のルーフ・クーラー『ポーラカブ』が修理できました\(^o^)/。やはり原因は、他のサイトで指摘のあった、モーターのコンデンサー(キャパシター)不良だったようです。
この後、私は、本当に直ったかどうか気になって、コンプレッサーのスイッチを入れたり切ったり(本当はいけない!(^x^;))してみました。すると、切った直後には、やはり、コンプレッサーは回らないのですが、これは、PTCRの作用のようす。このため、1分程時間を置くと、またスムーズに回りました。
後日(9/11)、届いた残りのファン・キャパシターも交換しましたが、ネジ類は全て一度緩めているし、手順も分かっているため、ものの10分で作業が終わりました。平成最後のひと夏の思い出です(^x^;)(平成30年9月12日)。
これまで、思いつくままに、様々な工夫を凝らし、書き連ねてきたつもりでした。
しかし、ここへ来て、最も大切なことを忘れていた気がします。
思えば積日10年間、1度もパンクに見舞われたことが無い、という幸運も一因したことでしょう。
私は、自称、自給自足に自我自賛(^x^;)?、何でもかんでも自分でやろうとするたちなので、シングル・タイヤの1.25トン トラックくらいなら、タイヤ交換も、乗用車のパンク修理も自分でやります。最近はお怠けになり、軽自動車のスタッドレス交換くらいで、グロッキーになってしまいますが(;^_^A 。
さて、ダブル・タイヤであるVEGAに乗り始めた当初、スタッドレス・タイヤの重さに愕然。3トン車のタイヤ交換など、素人にとって、『遂行べからざるは、天下の理!!』とうそぶき、有事の際は、【JAF】を呼ぶべしと、たかをくくっておりました。
しかし本当にそれで良いのだろうか?
かつて海岸の砂地の駐車場でスタックしたとき、JAFにお世話になったことがあります。当時はまだ緩い時代で、規定だの重量だのと、うるさいことは言われません。片田舎の海水浴場、時はお盆の真っ盛り。現場に来たのは、ウインチこそ付けてはいますがポンコツのランクルを駆る、優しそうなおじいちゃんでした。どう見てもJAFに委託を受けている地元のレッカー屋のうち、手の開いているご隠居さんが片手間にやって来てくれた感じです。
既に20数年JAFの会員ですが、幸か不幸かこの10年近く、救援要請をすることは無くなりました。会員であることの安心感と、毎月送られてくる、JAFメイト(月刊冊子)の動物写真家の撮る、表紙の見事なショットを楽しみに眺めるくらいです。
ここで、最近知ったことですが、JAFでロード・サービスの対象となるのは、『車両重量3,000kg以下、かつ最大積載量2,000kg以下の自動車(ミニカーを含む。)及び原動機付自転車』とのことでした。
その点、VEGAは総重量5トンを越えるので、厳密には対象車両ではありません。しかも、盆に正月、ゴールデン・ウイークでは、ますます救援対応してくれる見込みが薄くなります。
初心に戻り、トラックとはいえ、タイヤ交換ぐらいは自分で出来なくては。
おぼろげながら、10年ほど前、興味本位で、車載工具でやってみたことがありましたっけ。
もちろん、びくともしません\(^o^)/。ディーラーで聞いたところ、
「トラックの運転手は、鉄パイプを積んでる人が多いようですね。レンチに差し込んで、テコを使って回すって聞きますよ。」
とのことでした。
10年の節目、今回は本腰です。車載工具のレンチのバーに、鉄パイプを差して、ん〜、ん〜(x_x)・・・ダ・メ・デ・シ・ター・・・工具が折れそう (;^_^A。
私もそんなに非力な方ではありませんが、一体何キロで締めてんだー。
取説を見ると、ダブル・タイヤ、2トン、2.75トンエルフ、ホイールのラグ・ナット締め付けトルク 441〜539ニュートン・m(45〜55kg重・m)車載工具の長さで、およそ90kg重だそうです。60kgの体重の人が、車載工具を使い、反動を付けて回せば、90kg重程度の力が加わるそうで、本来なら回るはずです。以前ディーラーで整備後、バンパーさえ外れないほどの強いトルクで締め付けてあったことがあり、ホーン交換が出来ず、依頼して緩めてもらったことがあります。ホイールも、インパクト・レンチで大型トラックと同じ設定で、600N・mくらいで締め付けてあるのでしょうか? すると、車載工具の長さ(有効長50cmとして)で120kg重くらいの力が必要になりますが・・・。いや、もっと強いトルクで締めてるに違いない!!
★★★ここで念のため書き添えますが、トラックは脱輪を防止するため、昔の車のように、車体の左側のラグ・ナットには、左ネジが切ってあります。そのため、緩めるには右に回すことになりますが、もちろん私は承知の上での作業です。
無理して作業し、車載工具が曲がったとか、割れたとかいうことも聞きます。
1000N・mまで測定できる(すなわち緩められる)、1.2mのトルクレンチは、5万円くらいします。しかも、付随工具も必要です。そこまでは手が出ない・・・と言うか、我が家では絶対に許されない(-_-)。
やはり、インパクト・レンチが必要なのか?
検索を進めるうちに、妙な工具に行き当たりました。プロの運転手の方なら知っているものなのでしょうか?
☆☆☆ 【 58倍ギア・レンチ 】 ☆☆☆
☆☆☆ 【 Torque Multiplier Lug Wrench 】 ☆☆☆
ウインチの原理で、ナットを1回転させるために、ハンドルを58回もまわさなくてはなりません。すると力は1/58なので、仮に1000N・mで締めてあっても、1000/58=17.2N・m。ハンドル長25cmとして、9.8N=1kg重なので、17.2/9.8/0.25=7.0となり、手元で7kgの力があれば緩められることになります。商品説明には、最大トルク数 3800N・mとありますが、同じ計算で手元の力が26.7kgと、かなり頑張れば回せることになるので、まんざら過大広告でもないのでしょう。
そのため、大型トラックのホイール・ナットを、女性でも簡単に緩められるという代物です。小型、中型、大型トラックに限らず、アルミ・ホイールなどは形状によりますが、もちろん乗用車でも使えます。もっとも、乗用車のラグ・ナットの締め付けトルクは100〜110、軽なら70〜90N・mなので、車載工具の有効長でせいぜ35kg重。足で踏めば女性でも外せますが・・・。
さて、驚きはその価格です。ネットで中華製品が、4600円から5000円代で売られています。注意することは、セットに入っているソケットのサイズで、小型、中型、大型トラックの場合、6、8穴用の、21mm四角(インナーボルト)、41mm六角と、10穴用の(32mm)、33mmの六角が売られています。ご自身の車のサイズを今一度、確認する必要があります。
私が求めたものは、『6穴用の、21mm四角、41mm六角ソケット入り、4600円也』。重量も5kgで、高密度ポリエチレン製の専用ケースに入っているので、車に積んでおくにも場所を取りません。
先ず驚いたのが値段です。いわゆる一級品は4〜5万を下りません。かつて、別の業者で詐欺にあったことのある私は(もちろんカード会社が全額返金してくれましたが)、今回の購入当初
「もし1ヶ月も来なくて、別のものでも届いたらどうしよう」
などと、要らぬ心配をしておりましたが、2日で届きました。私が仕事から帰ると到着しておりました。ずっしり重く、見た目はしっかりしています。
週末にしようかと思いながらも、はやる心が先行します。とうとう、家のもう10年間1度も緩められたことの無い、3トン車:VEGAのラグナットを試しに緩めてみました。
やはり回りにくいので、少々力まかせに回すと、「カンッー」と鋭い金属音。
「ああ、さすがに中華製、ソケットが割れたかー」
と思いきや、そうではありません。思いっきりおそらく1000N・mくらいで業者に締められていたラグナットが緩む第一声だったのです。夜ですし、ほんの試しと思い、ジャッキも入れず回してみたので、この一本だけにして、絞め直しましたが大成功です。これで、出先のパンクも怖くありません。
敢えて、何か問題があるとすれば、おそらく耐久性といったところでしょうが、商売として頻回に使うことの無い我々には、10年以上は使えると思います。こんな商品を4600円で売る商店も偉いが、この低コストでこれを作った中国?のメーカーも偉い!!あんたが大将\(^o^)/(平成29年9月21日)。
さて次に、締め付ける際ですが、秤量1000N・m、トラック用のトルクレンチが理想です。これを買うには5万円ほど・・・。しかし、58倍ギア・レンチを使えば、
●440N・mなら、7.6N・m
●500N・mなら、8.6N・m
●540N・mなら、9.3N・m
つまり、1mの長さで、1kgの力が要らないことになります。なら、こんな小さな値のトルクレンチ、3000円しません。自転車などの小型部品に使うものなので、接続部は1/4インチ(6.35mm)。これを、58倍ギア・レンチにつなぐには、1/4インチと1インチのアダプターが必要ですが、そんなものは市販されていません。
そこで自作することにしました。朝8時過ぎから気付けば午後2時、こんなにお店を広げたのに、出来たものは鉄のサイコロキャラメルひとつです(;^_^A 。
早速、58倍ギア・レンチと組み合わせ、使ってみました。フィッティングはばっちりでしたが、いくら回しても、「カチン」と音がしません。このトルクレンチ、右ネジ専用だったことに気がつきました。そこで、車両の右側(右ネジ)のフロントタイヤで同じことを試すと、すんなり「カチン」。8.6N・mに調整したので、実際の力は500N・m。本当に軽い力で規定のトルクになります。この力加減を覚えておいて、左側を締めることにしました(平成29年9月26日)。
最近、この改良版を作りました。
いくら探しても。このサイズの左右両用トルクレンチが無かったからです。
結果、1/4インチアダプターが、裏側に差し込めるようにすることで、左回転にも対応させました。
もちろん、前回作ったものをそのまま利用します。1/4インチを差し込む部分は、削り出しが大変なので、アダプター部分を小さく削り、12mmに開けたドリル穴に挿し込み、周囲を溶接盛りでつなげました。錆止め塗装で完成。
年1、2回のスキーですが、毎年困るのが駐車場からスキー場まで遠いと担いで歩くだけで肩も足も痛くなってしまいます。よく整地された圧雪道だけになんとかスキーを運ぶソリがあればと考えておりました。
そんな折、昨年(平成22年)とうとうビンディングがだめになった古いスキーが出てきました。そこでうまくこれを切断、庭で錆び錆びに朽ちかけていた座椅子の鉄パイプをカットし溶接、スクリューで固定し即席ソリを作りました。
前後のステーは、不要になった、安物ピクニックテーブルの座面の鉄骨です。写真にはありませんが、ここに、発砲ポリエチレン保温材を巻いて、テープで固定、スキーを置いても傷が付かないようになっています。固定は、単車の荷台用ゴム紐。
見掛けは悪いのですがこれが現地で大当たり、行きも帰りもとっても楽でした。おまけに子連れのファミリーに注目されて「こんなのあるんだ、面白〜い」とか「スキーのスキーだね」なんていろいろ話しかけてくれたりしました。簡易に作ったので軽くて持ち運びも便利です(平成22年12月26日)。
毎年、トランクに入れて持って行きましたが、子供も私より大きくなり、遂には自分のスキーをかつげるようになりました。来年からは、お役御免のようです。
安物のアルミ・ピクニック・テーブルは、『アルミ』と謳いながら、アルミが使われているのは、テーブルの枠のみです。ほとんどが、スチールと、プラスチック、天板は、銀色に塗装した、リサイクル・ボードが多く使われます。リサイクル・ボードとは、木の廃材を細かく砕いて、圧縮し固めたもので、いわば、頑丈な硬い紙のようなものですが、これが意外に重い。以前、小ぶりなテーブルの天板を、1mm厚のアルミ板に変更したら、格段に軽くて丈夫、見栄えも良くなったので、この椅子つきファミリー向けのものも、天板を換えることにしました。
抱える問題は2つ。
@ まず、トレーラーの荷台作成の際、以前使った0.6mmステンレス板が、大分余っていることです。この機を逃せば、当面消費できないかもしれません。
A もうひとつは、アルミは高い(ステンレスの約2倍)ということです。
そこで、45cm×90cm×2枚として、価格と重量を概算してみました。
板厚は、アルミなら理想的には2mmですが、1mmではどうなるか、また、以前買ったまま家に余っている3mmのものも視野に入れてみました。ステンレスなら頑丈なので、0.6mmで十分です。
福井の会社、横山テクノさんで、格安に切り売りしてくれますし、重量、価格の計算ができます。
素材 | 板厚 | 単位重量(kg/m2) | 単位価格(円/kg) | 重量 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
アルミ | 1mm | 2.7kg/m2 | 1950円/kg | 2.19kg | 5400円 |
アルミ | 2mm | 5.4kg/m2 | 1950円/kg | 4.38kg | 9440円 |
アルミ | 3mm | 8.1kg/m2 | 1950円/kg | 6.53kg | 1万4540円 |
ステンレス | 0.6mm | 4.8kg/m2 | 1100円/kg | 3.86kg | 6040円 |
その後の改装(平成30年9月4日)
材料
●1mmステンレス板:50×27.5mm
●φ4mmステンレス棒:約30cm
●φ4mmアルミリベット:2個
(令和2年3月10日)
硬化剤濃度 | 0.5% | 1% | 2% | 3% |
---|---|---|---|---|
30℃ | 30分以上 | 10〜15分 | ||
20℃ | 1時間以上 | 1時間 | 30分 | |
10℃ | 3〜5時間 | 2時間以上 | 1時間 |
私の持ってる2000円代の安物グラインダー、もう10年になりましょうか?良く持ちます。鉄鋼を切るときはとても重宝してきましたが、回転数が高すぎるので、木材のサンディングでは、いつも熱で木の表面が黒焦げ。正規のモーター・コントローラーは5000円ほどします。
この度、SODIAL(R)『2000W電圧レギュレータ』という、異常に安い(175円)基板を見つけ、だめもとで3つ買ってみました。中華製で、説明書も何もないので、表題の『2000W』というのが、2000ワットなのか(そんなわけが無いとは思いますが)、品番なのかも分かりません。大きさから見て、本来は、調光器かなにかの部品かもしれません。
3つも買ったので、入力結線直後にショートすることも覚悟して、いざAC100Vコンセントへ・・・。何ともありません。それでは、出力側は? グラインダーやドリルが壊れても困るので、もう50年近く使っていない、実家から持ってきたリューター(小型ドリル)を接続。良い塩梅の低速回転、煙も出ません(^x^;)。
そこで、材料を揃えて、普段使いに便利なよう、箱に組み付けることにしました。
箱は100円ショップの3つ108円のタッパー(ひとつ36円)、コードは、同じく100円ショップの1mのテーブル・タップ。タッパー側面にΦ6mmの孔を開け、つまみを通して固定します。テーブル・タップは、入力側を80、出力側20cmで切り、切り端は、ほつれ、劣化を防止し半田上げ。実に簡単な機材です。
ここで、試運転。うちのグラインダーは500Wですが、コントローラーの本来の目的が、回転数を下げることなので、おそらく200Wくらいの負荷でしょう。20分ほど使いましたが、全く問題ありませんでした。使用後に基板を触ってみましたが、そんなに熱もこもっていません。業務用に使うのであれば、すぐに壊れそうですが、DIYレベルの使用なら、全く支障ありません(平成29年9月24日)。
学生時代、もう30年以上前に買った、憧れのガソリン・ストーブ 『コールマン ピーク1』、小さいから『フェザー・ストーブ』という言い方もするのでしょうか。燃料はもちろん、ホワイト・ガソリンです。ただしピーク1の売りは、レギュラーガソリンでも着火するというので、単車好きの私などは、当然飛びつきます。燃料が無くなっても、単車のタンクからガソリンをコポッコポッコポッ・・・(^x^;)。浜辺や河原、山の中、風が強くても炎が強く、飯盒炊爨を中心に、バイク・パッキングで大活躍しました。北海道の厚岸では、漁師家から1つ75円で買った大きな生牡蠣はとろけるような舌触り。生牡蠣10個に飽き足らず、更に、このストーブで焼き牡蠣にして10個食べ、当たった記憶が忘れられません(^x^;)。おそらく当時は、生食用の牡蠣は鮮度とは無関係ということを知らずに食べたせいでしょう。
キャンピング・カーのトランクの奥に冬眠したきりでしたが、10年ぶりのお目覚めです。荷物を最小限にしたい単車ならいざ知らず、今になって、危険なホワイト・ガソリンは使いたくありません。最近は、ジェネレーターが工夫され、灯油(ケロシン)でも使えるモデルが出ているとか。
ならば、このジェネレーターを交換して、灯油で使えるものにしてしまおう。手始めに、10年間ノーメンテナンスだった、この状態で、灯油を入れても着火するものなのだろうか? 試しに灯油を入れて、アルコールでプレヒート、コックを開ければ、それなりに火は出ます。しばらくすると、炎が段々青くなってきました。時々黄色い炎が噴くのですが、ホワイトガソリンでも燃え方はあまり変わりません。ということは、ジェネレーターが詰まりかけているせいでしょうか?
ここで届いたのが、ケロシン用ジェネレーター。しかし、これは形状が違うため、結局取り付けられませんでした。それなら、分解掃除してやれば、ジェネレーターを変えなくても使えるかも。
そもそもピーク1は、アンレデッド(unleaded、無鉛)兼用(ホワイトガソリンと無鉛レギュラーガソリンが使える)タイプのジェネレーターが使われているため、レギュラー・ガソリンのように添加物が入っていても詰まりにくいのだそうです。このジェネレーターはジャムナット(コックのすぐ上のナット)に切れ目が入っていることで区別できるそうです。このことが、即、ケロシン使用可能を意味するかどうかは分かりませんが、少なくともホワイトガソリン専用よりは可能性があるかもしれません。と・・・今日はここまで(;^_^A (平成29年12月12日)。
約20年使った、ホワイトガソリン用ランタンの、ジェネレーターをケロシン(灯油)用に取替えました。いっしょに買った、アルコールの入るプレヒート皿は、ジェネレーターの周りを囲むように取り付け、がたつかないよう上部をアルミ針金で固定しました。これで、灯油を燃料として使えるようなります。
プレヒート皿にアルコールを入れ、点火、青白い炎で3分ほどプレヒートし、火のあるうちに灯油のバルブを開けると、黒煙は全く出ず、普通に使えます。ホワイトガソリンに比べ、若干暗目の印象はありますが、燃料が灯油であるため、非常に安全です(平成30年1月4日)。
それでは、プレヒート皿に燃料用アルコールを注入する際の、瓶は何がいいのでしょうか?既製品が1600円くらいで売ってはいます。やはり、これが一番スマートなのでしょう。
しかし、問題は2つ。第一は、お高い!!(^x^;)。これは、何も言うことありません。
もう一つ、これは長く使わないと分からないことですが、一たび購入しさえすれば、一生ものと思ったら大間違い。この手の高密度ポリエチレン容器というものは、経年劣化で、およそ3〜5年もすると、鋳型の継ぎ目の部分から、割れてきます。ですから、また買えば良いという経済的に余裕のある方にとって論外なことです。
こういうときの頼みの綱は、100円ショップ。オイル注しを探してましたが・・・。ありました、園芸コーナーの水注しが。100ml、300mlなど大小さまざま。もちろん、必要なのは一番小さいものです。これに、ホームセンターで、1m127円のΦ3mmアルミパイプを組み合わせます。5cmほどに切って、先端を曲げ、水差しの先をすこし切って、差し込むだけです\(^o^)/。
後日、もっと良い物が。
私はその効果には極めて懐疑的なのですが、観葉植物大好きの家内は、今日もせっせと水やりに活力剤。と言うことは・・・、ありました。プラごみの中に、活力剤の空容器、3つも。
綺麗に洗ったら、先端に3mmの孔をドリルで開けます。初めから3mmは難しいので、1mm→2mm→3mmと少しずつ拡げてゆきます。そして、瓶のそこまで届くほどの長さに切ったアルミパイプを差し込んで終わりです。吸うときも、注ぐときも同じパイプの先から出来ます。
ロケットストーブの三原則は、燃焼効率を高めるため、
1. ドラフト効果を作り出すヒートライザーの設置
2. 気流の障害をなくす吸気口・燃焼室・排気管を同じ断面積で設定
3. 着火点に達するための保温
でしょう。パーライトなどによる保温を省略、または別の方法で保温効果を狙ったロケットストーブが、国内外を問わず、しばしば紹介されているので、マネして作ってみました。しかし、これに改良を重ねていくと、結局、昔の『かまど』と大差ないものになってしまいます。敢えて、違いを指摘すれば、吸気・排気管に対し、燃焼室が広いことぐらいでしょうか? 昔の叡智は侮れません(^x^;)(平成31年1月3日)。
呼び径(JRA) | 呼び径(インチ) | 銅管外径(mm) | 締付力 N・m(kgf・cm) |
---|---|---|---|
二分 | 1/4 | Φ6.35 | 14〜18(140〜180) |
三分 | 3/8 | Φ9.52 | 34〜42(340〜420) |
四分 | 1/2 | Φ12.7 | 49〜61(490〜610) |
五分 | 5/8 | Φ15.88 | 68〜82(680〜820) |
六分 | 3/4 | Φ19.05 | 100〜120(1000〜1200) |
築14年目にして、またもや、2台目のエアコンが故障です(T_T)。
今回の症状は、室外機が作動しなくなりました。コンプレッサーの故障であれば、もちろんこのサイズでは買ったほうが安いのですが、基板交換やモーターの交換で数千円で済むこともあるので、先ずは、日立ホームサービスで検査をしてもらいました。やはり地域柄、いらした方は、2年前と同じ人でした。結果は、基板の故障、しかし、既に10年以上経っているので、交換部品はありません。検査量3200円ほどお支払いし、新品を買うことにしました。ネットで3万9千円也、安い!!\(^o^)/。
因みに、このとき聞き出した大事な情報が、『新冷媒 R32は、R410と冷凍機油が同じため互換性があり、配管洗浄が必要無い』そうです。
前回は、居間の天カセ式エアコンだったため、工事はやむなく業者に依頼しました。
しかし、今回は、子供部屋の小型、6畳用壁付けエアコン。もう35年も前のことですが、かつて半年間、エアコン取り付けの助手のバイトをした経験を生かし、自分で取り付けてみることにしました。実際、これまで2回、友人と、実家のエアコン移設をしたこともあります。昔のことなので、エアパージもいい加減でしたが、今回は、車のエアコン作業用に真空ポンプも買ってしまったし、手順の動画もネットで見られる時代なので、本格的に真空引きしてみることにしました。
問題は、俗に工事屋さんに嫌われる『隠蔽配管』であるということ。トラブルが多いということで、隠蔽配管のエアコン機種交換は、業者からは依頼を断られるケースが多いようです。つまり、一たび隠蔽配管にしてしまうと、もう工事はハウスメーカー専属の業者しか、選択肢がなくなってしまいます。そうすると、お高い!!(^x^;)。
とは言え、きょうび、どこも隠蔽配管がスタンダード。新築で、通常の外付け配管にする賢明なお宅には、なかなかお目にかかれません。皆さん一体どうやっているのでしょう?
まあ、エアコンの寿命は20年と言いますから、我が家が少々早かっただけかもしれません。
今回の作業のために、新たに
● シングルバルブ マニホールドキット
ルームエアコン用の、ゲージが1つの圧力計。以前買った2つのものでも測定出来ますが、カーエアコン用冷媒のR-134aで使ってしまったので、ガスやオイルが混ざることを懸念し、これを買いました。1万円強。
● チャージバルブ
室外機から、圧力計にホースを繋げるためのアダプターです。これが無いと、真空引きはできません。2〜4000円くらい。
そして
● フレアツール
を買いました。いずれも必要なものではありますが、このうち特に重要なのが、最後の『フレアツール』です。実は、フレアツールは簡易なものを、以前買ったのですが、工事後のガス漏れが、起こるか起こらないかは、如何に良いフレアを切り直すかどうかにかかってきます(以前来てくれた職人さんの受け売りですが(;^_^A )。安物のフレアツールでは、やはり綺麗なフレアは切れません。もう一つ大事な注意は、同じフレアツールでも、国内基準のパイプサイズに合わないものがいくらでも売っている(適合サイズ…6mm,8mm,10mm,12mm,16mm,18mm(6穴) など)ということです。間違えて買って、一度使って傷がついてしまうと、もちろん交換はしてもらえません。
表示を良く見て、適合サイズ:1/4(2分:6.35mm), 5/16, 3/8(3分:9.52), 1/2, 5/8, 3/4インチ のものを買うことです。
● フレアガード
フレアを切るとき、繋げるときに使う潤滑剤です。配管内ガスに影響しない成分のようで、機能的にはCRC−556のようなものです。フレアが綺麗に仕上がるし、接続部を閉めこむときにも滑るので無理なく密着ということのようです。まあ、プロに言わせると以下のフレアタイト同様、不要と仰いますが・・・(^x^;)。
さらに私は素人なので、保険のつもりで、
● フレアユニオン
これは、配管が短くなって足りなくなったときのオス-オス・ジョイント、ホームセンターで200円くらいです。そして
● Asada フレアタイト
というパッキンを買いました。これも2分・3分がセットになったものが売ってます。プロの職人さんから言わせると、邪道、無用の長物のようですが、フレアがうまく切れなかった場合のことも考えた末の選択です。しかし、むしろこれは、キャンピング・カーのリアエアコンのような、振動や負荷のかかる接続部にはとても良いのではないかと思いました。次回、VEGAのエアコンが壊れたときには入れようかと思います。
さて、室外機が不調と言いながらも、コンプレッサーは1分間程は動くので、ポンプダウン。高圧バルブを閉めて、強制運転、室外機が止まらないうちに低圧バルブを閉め、R410冷媒は、ほぼ、室外機に回収しました。チャージバルブを開けても、出てくるガスはごく少量です。
コンセントを抜いて、配線、配管を室外機から外します。
室内機はカバーを開け、下部をフリーにし、上を引っ掛けたまま斜めに持ち上げると、配管は左から、ドレンは右から直接出ていました。つまり壁には左右二つの穴がある状態です。いわゆる『かけつなぎ』というやつです。
配線、配管の接続を外し、ドレンはどういう構造かというと、穴の奥に外部に通ずる太目の水道管のようなパイプが斜めにカットされ、その断端から中に、ドレンを差し込むという、幸いにも機種入れ替えを考慮した構造でした。ドレンを抜いて、室内機を下ろします。
ここで、浅はかな私の希望的観測がもみ消されます。同じ日立の後継機種(RAS-22RHX→RAS−AJ22G)を買ったので、据付板(背板)は交換しなくても流用可能と考えておりましたが、大間違い。しかも、配管の長さも、5cmほど長いものが要求されます。
さすがにこれには参りました。しかも、室外機出口のパテを取って、室内側にいくら引いても配管はびくともしません。おそらく、壁内に固定されているのでしょう。
本来であれば、ここで、ロウ付けして、配管の延長が必要になるところです。しかし、素人のおトーさんはここで、はたと考えました。
さっきまで付いていた、室内機の配管を延長に使えないものか?
外した室内機より、接続部の付いた配管を2分、3分とも20cmほど切り取ります。
本日はここまで、さすがに素人の仕事は遅い(;^_^A 。
日を換えて気を取り直し、朝から颯爽と郵便局へ向かいます。家電リサイクル券の申請のためです。
窓口で
「家電リサイクル券を下さい。」
と言うと、対応した局員は一瞬考えた後「ああ、あれね・・・」と言うような表情をして、戸棚へ取にいきました。おそらく、自分で申請に来る人は、ほとんどいないのでしょう。
エアコンの料金はたったの973円でしたが、、メーカーの番号(コード)を事細かに記入しなければいけません。というのも、同じHITACHIの『白くまくん』でも、日立コンシューマ・マーケティングとか、日立アプライアンスとか、実に7社ほどに分かれていて、それぞれ記入コードが違います。おまけに用紙には『コードを間違えた場合は、新しい用紙に記入して下さい。』と意地の悪い表記までされています。もし、私のように自分で郵便局に行かれる方は、家電の取扱説明書(メーカーが明記されているので)を持参することをお勧めします。
記入できたら、窓口で973円支払い、領収印の押してある家電リサイクル券を受け取って終わりです。
午後は、これを指定の引き取り場所へ持ち込みます。
千葉県は市原市(『フェニックスメタル』)などにありますが、電話連絡すると、予約の必要も無く、営業時間内ならいつでも良いとの事、家電リサイクル券さえあれば、引き取りは無料です。トレーラーに積んで持っていくと、守衛さんも慣れたもので、笛と誘導棒で交通整理。「ここに、バックで付けて下さい」と、事務所に一番近い、一等席のような良い場所を案内してくれました。
一等席ではありますが、この狭い?場所に、不慣れな私にトレーラーをバックで入れろとは・・・これを巷で果たしてありがた迷惑と言うのでしょうか?(^x^;)。
必死の形相はあくまで隠しつつ、何食わぬ顔で何とか車庫入れ(-o-;。まあ、プロの運転手ばかり相手にしている守衛さんにとって、私の気苦労など知る由もなし。「ここ難しいんで、バックで入れられないんですけど」なんていう人は、ここには居ないのでしょう(^x^;)。引き渡しも、かなりの歓迎ムード、帰りに熱い缶コーヒーをおみやげに頂きました。正門でまた、先ほどお世話になった守衛さんが、大型トレーラーに混じって、親切に私の軽トレーラーの交通誘導をしてくれます。
雨も降って来たので、これにて終了。配管の接続部にはごみが入らないようテープで蓋をしておきます。
フレアツールが届いたので、ここで練習です。フレアを切るのは練習用に買った、3mの2分3分の配管。最後に買った1万1千円のフレアツールはさすがに鏡面加工のようなフレアが切れます。プロは最低このクラス以上のものを使うのでしょう。
先ず、室内機から。壁側の配管にフレアを切って、古い室内機から切り取った20cmほどの配管を、フレアタイトをはさんで接続します。トルクは、1/4(2分)16±2 N、3/8(3分)38±4 N・mとあるので、それぞれ中間の、2分が16、3分38N・mで締めました。配管内に異物や水が入っていないか、室内側からエアー・コンプレッサーで吹きます。
ここで、もう一度、室内機を当てて、必要な配管の長さを確認します。背板に刻印してあるのですが、念のためです。3分は最も短くしたのに、3cmほど余ります。ここで2分に、トラブルが・・・。長さを合わせて切ったのは良いが、ナットを入れると、フレアを切るスペースが無かったのでした(T_T)。つまり、短く切りすぎた。壁内の配管が少しでも引けるかと思い、室外機側を家内に押してもらいながらも、いくら引いても微動だにしません。おそらく壁内で固定されているのでしょう。
こんなこともあろうかと思い、買ったのが、フレアユニオンです。でもまさか、使うとは思わなかったー。フレアユニオンを間置するスペース分、壁の配管を更に短くして、フレアを切ります。同様に、フレアタイトを入れてフレアユニオンを接続。これを入れてしまえば、万一、次に壊れて交換になったとしても、このユニオンより遠位部の短い配管のみ新たにフレアを切って取替えればいいので、便利は便利です。ここへ、約6cmほどの短い配管を継ぎ足しました。
室内機の取り付けは、先にドレーンを壁のパイプに差し込みます。次に、上部を引っ掛け、約8cm幅のダンボールを巻いて室内機の裏に押し込み、作業スペースを作ります。型どおりに、配管を繋ぎ、断熱材、タイバンド、テープを巻いて配線、アースを結線します。配管を機材側に押入れ、ダンボールのスぺーサーを外して壁に押し付けると、室内機の設置完了。水平を確認し、室内機カバーを外して、水受けに水を流し、外のパイプからの排水を確認します。
ここまで来ればあと一息。室外機を元の台に据付け、フレアを切って配管を取り付けました。ここでかねてより(私が)お待ちかねの、真空引き開始\(^o^)/。昨年、一目ぼれした安物の真空ポンプを買ったは良いものの、果たして使えるかどうか不安だったからです。結果はもちろん良好。−1気圧になりました。その間に、説明書通りに室外機の配線を接続、リモコン・ホルダーも取り換えます。10〜15分と書いてあるのに20分ほど引いてクランプ。30分待ちましたが、内圧変化なし、エアー漏れが無いことを確認しました。ガスの栓を開放し、試運転すると、暖かい(冬だから)(^x^;)。
延べ3日掛かりましたが、ノウハウが分かりました。隠蔽配管恐るるに足らず。道具も全て揃えたので、次にどこかが壊れたら、半日くらいでできるかなあ。でも壊れてほしくないのは、皆の願い(^x^;)(平成29年11月19日)。
参考にさせて頂いた主な動画