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シートの加工

 VEGAは国産キャブコンの中でも室内空間を広く取り、shell内の居住性を重視したことで、右写真(カタログ)の如くセカンドシートの背もたれが長くとられています。ダイネットを取り囲む団欒スペースとしては申し分ないのですが、これでは運転席とのウォークスルーが困難で、折角の自走式のメリットが半減してしまいます。
 そこで、背もたれを途中で切断、2つの部分に分けました。シートの裏面は厚さ30mmの合板が、シートの前面中央には形を整えるための径約5mm の針金が入っているため、鋸を引く時要注意です。断端は布の貼られたウレタンでカバーし、透明のシリコンコーキング(セメダイン・シリコンシーライト 8070)で接着しました。
シート生地との固定性も良く、これだけでも十分使用しうるのですが、やはり断端部の見てくれが良くありません。同じ生地をディーラーで取り寄せ、シートの加工をしました。シートカバーのような袋状の物を作り、最後に縫い付けるだけです。
 型紙がないため、作業は全て現物合わせで行います。生地が厚いため、ほとんどの部分が手縫いですが、表面に見えるような部分は、ハンドミシン(ホッチキスのようなもの)を使い、きれいなステッチを出しました。生地が厚いため、ハサミも布の裁断用ではなく、工作用で十分、必要なものは布団針と#20〜#30の太めの糸くらいです。

 実は、だいぶ前から家内に頼んでおいたものですが、なかなかやってくれません。
 しびれを切らせて自分でやったところ、
「パパも結構お裁縫上手なんだねえ。」とおだてられて、悪い気のしない私でした(^x^;)(平成21年5月)。

 堅い板状の物への縫いつけは、裁縫用の針(布団針)では大変です。針はもちろん真っ直ぐなので抜き差ししにくいばかりか、指抜きをしても指が血だらけ、豆だらけになりかねません。
 こんなとき役に立つのが、医療用の持針器(じしんき:左上写真の如くへガールというハサミの様な形のタイプが細かい作業にも適しています)と弧状になっている縫合針があると便利です。現場で使われている物は値段が一桁違いますが安いものがネットで簡単に買うことができます。持針器は1000円台、針は数百円ですが、家庭用、工作用ならこれで十分です。

 針は丸針(断面が丸いもので、布製品を縫うのに適します)と角針(断面が三角形で刃になっているので、皮製品などを縫うのにスムーズです。これを薄い布に使うと針穴から布が切れてしまいますので注意)があります。また裁縫用の針のように糸を通すタイプと、弾機針といってパチンとはめるタイプがあります。シート加工をするには3号丸針(弾機でないもの)あたりが理想的ですが、他のものでも良いでしょう。糸はもちろん裁縫用のものを使います。因みに私はこれを使って靴の修理、家内のカバンの修理もやりました(;^_^A 。

 もっとも、今となっては、靴も鞄も新品同様になって返ってくる専門業者、木更津ジャスコのミスター・クラフトマンにお任せしています。

この突っ張り棒が何か?と申しますと・・・

 エントランスの上に、Φ30mmのつかみ棒?→×(バスではないので違います)
じゃあ「ナンスカコレ?」

 タオルを干すにはちょっと大袈裟です。第一タオル干しは、既に窓際にΦ10mmのものを設置済みです。

 その正体は・・・?
 『スキーウエアなどの、湿った嵩張るものをかけておくためのハンガーポール』でした。下がエントランスの沓脱なので、滴が落ちても気になりません。

 それでは、これを敢えて紹介するほどの意味があるのか?
 ここで重要なのは、写真に見える、パイプソケットだとか、パイプブラケットと言われている、パイプを壁に固定する金具です。良く見かけるのは、リング状で、3か所をビス止めするやつです。しかしこれでは強度に問題あり! 写真の形状のものは、上を2個所ビス止めするので、吊り下げ強度に強いと思われますが、私が知る限りでは、コメリでしか売ってません!?
 なにも、これにぶら下がろうっていうわけではありませんが、車の揺れや、家具の軋みで、パイプが抜けてしまっては危険です。そこで、接続部にφ4mmドリルを貫通させ、M4のボルトで固定しました。

 もう一か所、クローゼットの前にわざわざハンガーポールを付けました。これも、中に入りきらないものや、一時的に寝る前にジーンズを掛けるためのものです。前方には壁がありますが、後方は、べニアの天井だけなので、ブラケット(ゲンコ)の固定に、ユニカのボードロックを使いました。


 ついでに、ご紹介するまでもありませんが、エントランス左端で壁面にぶら下がっているのは『オーニングを開閉するときの、ハンドル』です。
上は、ホームセンターで売っているアイプレートに引っ掛け、下は、がたつかないよう、縦に切れ込みを入れた発泡ポリエチレン保温材を15cmほどに切って、壁に固定しました。

 やはり、こういう物は、すぐに手の届くところに無いと、わざわざトランクから出して使おうという気にはなりません。室内では、手の届かないバンクの奥にある寝袋などを取る時にも重宝します(平成27年5月6日)。

アクティのシート張替え

平成10年式のACTYは、高速道路で長い距離を走ると、どうしてもお尻が痛くなります。へたったシートのあんこ盛りをしました。

 シートのカバーは、オームクリップと言うものを外すと、簡単に外れます。特別な工具は不要で、ラジオペンチで緩め、プライヤーで絞めます。外したオームクリップは、何度でも?再利用できます。
 坐骨結節(お尻の下に出っ張った骨)が当たっていると痛くなるので、大臀筋(後部外側のお尻の筋肉)を持ち上げてやるように、チップ・フォームを盛ってやります。接着剤はGクリアなどでしっかりくっつけてやらないと、後になってよれてきます。一番肝心なのが、チップ・フォームの表面。カバーをかけると分からなくなりますが、凸凹していると長時間乗っていてやはり不快な違和感があります。仕上げにきちんと、フォーム・シートを接着しなくてはいけません。私は、フォーム・シートの代わりに、使い古したキャンプ用の銀マット(青い発泡ポリエチレン)を使ったので、更に表面が平らになって会的です(平成30年4月15日)。

網戸レバー(エントランスドア)の修理

 こう言ったら語弊があるかもしれませんが、海外製品は基本的に壊れるように出来ています。もちろん、保障期間の数倍持つことは前提ですが、日本製品と違い、細かい配慮に欠ける印象はどうも払拭できません。

 丁度、購入より10年目の車検を終えたある夏の日、エントランスドアの網戸のレバーが壊れました。外してみると、バネで押し戻す樹脂製のフックが割れていたのでした。まあ、10年も持ったのだから、消耗部品としては合格です。
 しかし、分解してみて、やっぱり・・・。レバーを押し戻すために、こんなに強いバネが果たして必要でしょうか?指で押しても、ほとんどたわみません。プライヤーやペンチで握って、やっと縮むくらい強いバネです。
 レバーの一部を金属部品に替えるなど、いろいろ修繕を検討しましたが、バンテックで2000円で部品が出ていたため、交換することにしました。

 同時にホームセンターで、ほぼ同じサイズ、細いバネ(Φ0.5mm)を探してきました。到着した部品を分解し、硬いバネを取り外し、細いものに交換、作動もレバーの用途としては全く問題無くスムーズです。ノギスで測ると、もとの太いものはΦ0.75mm(1.5倍)、たった0.25mmの差ですが、これだけで断面積は2.25倍、ずいぶん違うものです。取り付けも、ときどき緩んでいたことに対応し、この際、スプリング・ワッシャーも噛ませました。

 さて、私がなぜここまで海外部品に懐疑的かと言うと、数年前、冷蔵庫で同じことがあったからです。手前に引いて手を離すと『パタンッ』と勢い良く閉じる、製氷室のドア。小気味良く閉まるのは気持ち良いのですが、いつか壊れそう・・・。ある日、冷蔵庫を開けると、製氷室のドアが、だらりと垂れ下がってきました。
 さすがに、こればかりは、どんなに探しても、交換部品は見つかりません。業者に出すのも面倒なので、自分で分解してみました。すると、やはり・・・

たかが、軽量の製氷室の樹脂ドアに自転車のスタンドに付いているような太いバネが仕込んであったのでした。強力なバネを使うなら、その相方にも、トルクに負けない金属部品を使って欲しいところですが、海外製品はそういうことはしません。200gのドアに軽いトルクをかける程度のバネ。下がったドアを、強い力で上に持ち上げるのではなく、閉まりかかったドアを軽くアシストする程度の力で十分なのです。おあつらえの良いバネが無かったので、ピアノ線を買ってきて、赤鉛筆に巻きつけてバネを作りました。製作過程の写真など取る暇が無かったので、残念ながら外から見たところのみです。割れた部品は、アルミ板とリベットで補強してあります。今はこれで重宝しています(平成29年8月29日)。

温泉命(おんせんいのち、キーの管理)

 「おたく、ミーハーですか?」
 なんて言わないでください(^x^;)。実に、我が子まで、「お父さん、なんで鍵にカラーのゴムなんか付けてるのかなあって思ってたよ」
と、思い出話をされてしまいました。

 もう、25年以上前のことでしょうか? 単車で一人旅、北海道の温泉を回っていたころ、一人のおじさんに出会いました。湯舟で会ったその方は、普通のおじさんなのですが、なぜか、ジャラジャラ系の?チェーン・ペンダントをしています。ちょっとお話ししているうちに、その謎が解けました。
 定年退職し、ランクルに乗って一人で趣味の絵を描きながら、旅をしているとのことでした。湯から上がると、そのチェーン・ペンダントには、車の鍵が付いているのです。ロッカーのない温泉に入るときも、安心できるよう、鍵をなくさないように、首からぶら下げているとのことでした。

 なるほど、いいアイデアです。私も「これいただき!」と思い、早速、真似してみました。でも、私は、ペンダントという柄でもないし、また、長い紐部分も、運転には邪魔と感じ、いっそのこと、風呂屋の錠前をイメージし、髪留め用のゴムをつけてみたのです。入浴するときは、手首や足首に巻いて入るのです。自称、『長湯』の私には、とっても便利でしたが、帯広で褐色のヨード泉に入っていた、とある日、ゴムが切れかかって、もう少しで鍵が湯舟の底で行方不明になる思いをしました。

 これを機に、2つの改良を加えました。

 ● 先ず、ゴムは1本が切れても良いように、必ず2本にすること。
 ● 次に、色は蛍光色などなるべく目立つもの(派手な色)にすること。

これを、車から降りるたび、腕輪のように巻いているわけですから、慣れないうちは、ちっと気恥ずかしいわけです(^x^;)。

 さらに、遺憾ながらここ最近、しばしば物忘れするようになってしまいました(;^_^A 。
 温泉の玄関を出て、あれ?鍵がない! 出るときに、鍵を足から外して・・・かごに入れて・・・ロッカーの上に置いて・・・そうだ、あの上に置いたままだ!!

 幸い、無事、見つかりましたが、これからは、年齢とともにますます頻度は多くなることでしょう。転ばぬ先の杖、以来、次のことも必ず実行することにしています。

 ● 風呂から上がる際、足から外した鍵は、状況の如何にかかわらず、必ず左前腕に巻く( ^ω^)。


 写真は、左がアクティのもの、右がVEGAのものです。VEGAの方は、車のキー、ハンドル・ロック、シェルのキー、バゲッジドアのキーと、いつも使うものをまとめています。最近のデジタル・キーではできないのが、難点です(平成28年4月3日)。

緊急報告!!意外に困る! サブ・バッテリーの管理

★ 古いバッテリーは
多くのカーショップで無料で引き取ってくれます\(^o^)/。

★★★ AC Delco のバッテリーは、安いのですが、車載ソーラー・パネルのチャージ・コントローラーとは、相性が良くありません

 実は、私はバッテリーについて、あまり深く考えたことはありません。それは、なんとなくダメになってきたら、ディーラーに丸投げして交換してもらっていたからです。かつては、自分でやっていた時期もありますが、電子部品の設定が狂ったり、不注意で落っこどしたドライバーでヒューズが跳んだりと、その後の調整がなにかと億劫であったことも、手を引いた理由の一つです。もう一つは、2〜4年くらいでたまたま車を乗り換える羽目になっていたため、バッテリーの寿命に遭遇する機会があまり無かったものと思われます。
 しかし、先日、職場の知人より深刻な相談を受けました。わずか、1年前に10万円近く投資し、交換したばかりの『ディープサイクル・バッテリー』が、早くも調子が悪くなってきているとのことでした。

 私も、この分野に造詣が深いわけではありませんが、キャンピングカーを乗り始めた方にとっては、比較的身近に直面する問題とみて、たとえ伝え聞いた受け売りでも良いからと、自分の知る限りのことを、綴ってみることにしました。

 まず、キャンピングカーのサブ・バッテリーは、● ディープサイクル・バッテリーが大前提です。車載(カー)バッテリーと異なり、セルを回すような、短時間に大きな電力の供給には向かないのですが、電極板が厚くなっていることで、満充電から結構な低電圧になるまで、深い放電の繰り返しに耐える事ができる構造になっています。さらに密閉式であれば、水素ガスの発生もなく、室内での使用に適しています。

 この、放電時間のゆっくりさを表すのが、『時間率(HR)』というのだそうです。
 その前に、バッテリーの性能の表記方法はどのようになっているのでしょう?
 100Ahってなんじゃらほい?
 約1週間前まで、私の知識はこの程度のものです。従って、ここから先は、まさにネットと知人から教えてもらったことの受け売りです(;^_^A 。

 100Ah/20時間率容量(20HR)というように表記するようですが、この意味は? このバッテリーが、満充電の状態から、10.5Vに低下するまで、20時間かけて、(蓄電容量)100Ah(アンペアアワー)の電気を放電できるということだそうです。言い換えれば、5A(100Ah÷20hだから)で20時間放電し続けることができるバッテリーと言うことになります。
 因みに、国内自動車用バッテリー(普通のカーバッテリー)は5時間率(5HR)、オートバイ用バッテリーは10時間率(10HR)だそうです。100Ah(5時間率)だとすると、20Aで5時間放電し続けることができる性能と言うことでしょうが、普通のバッテリーは、大きめでせいぜい55Ah(5時間率)くらいです。注意することは、バッテリー形式の『40』や『55』と、蓄電容量(Ah)は近いけど、違うということです。


 ★★★『AC Delco のバッテリー Voyager(ボイジャー)の充電電圧は、一般的なバッテリーより高く設定されています【14.5〜16V(常温)での定電圧充電】。そのため、一般的な充電器ではある程度までは充電できますが、満充電にすることはできません。満充電にする場合は専用充電器をご使用下さい。』とあります(メーカーサイト&上村健さんのコメントより)。

AC Delco バッテリー充電器】(専用充電器)が必要です。

 ★短絡的に結論すると、AC Delco のバッテリーは、安いのですが★★★車載ソーラー・パネルのチャージ・コントローラー(14V以上となった時に充電を停止する「過充電防止機能」)とは、相性が良くありません。車載ソーラー・パネルで充電すると、バッテリー容量の80%運用にしかならないので、買って早々に故障した印象を持たれます。
 かつて、キャンピングカー・クラブの方より、ある韓国製メーカーのバッテリー(おそらくAC delcoのことと思われます)を自分で取り付けたところ、1年もしないうちにダメになったという話を聞きました。これも不良品ではなく、15V定電圧充電が必要であることをご存じなかったためと思われます。

メーカーサイトで、【必要な充電電圧】の確認をしてからの購入をお勧めします。
AC delco(★★★15V:14.5〜16V(常温)での定電圧充電)

Brite Star ブライトスター(高い充電電圧は必要無し)

G&Yu ジーアンドユー(バルク充電電圧:〜15.5V)


ところが、未来舎のHP見ると!\(◎o◎)/!

PV-1212D1A(動画の物)
PV-1230D1AB
PV-2412D1AB

調整可能範囲(フロート電圧:出荷時13.4V) 12.0V - 16.5V 24.0V - 33.0V(PV-2412D1AB)
調整可能範囲(バルク電圧:出荷時14V) 12.0V - 16.5V 24.0V - 33.0V(PV-2412D1AB)
と★★★充電電圧の変更ができるようです。

 【AC delco Japan】に問い合わせたところ

★★★ チャージコントローラーの推奨設定は(・均等化電圧: 15.5Vですが)
 ・フロート電圧:13.5V
 ・バルク電圧:14.5V
M27MFは液口栓はありませんが開放型です。
充電中は水素ガスが発生します。充電は十分に換気された場所で火気厳禁のもと行って頂く必要があります。また傾けると液漏れする場合がありますのでご注意願います。
 とのことでした。


【電気にお詳しいキャンピングカーライフKenyさんからの情報 2020/1/16(ブログ)

 「サブバッテリー交換されたようですね。ご心配のバッテリー容量は、M27MFですから105Ahの容量です。80AhのバッテリーはM24MFと成ります。但し、価格がお安いのは、サイクル寿命が400回と短いのです。旧バッテリーはXINNENG製 100Ah サイクル寿命 1000回と成ります。また廃棄バッテリーは相場変動もあるようですが、1000円程度/1本で引き取ってくれるようです。また自動車の電子機器の耐圧性は14.5Vで設計されるのが一般的ですから、15V印加しますと破損の恐れが有ります。走行充電では、Max14.2V程度ですからご心配は無いと思います。」

M27MF

●RC(リザーブキャパシティ:保持容量)とは、25℃で25Aの電流で何分放電ができるのか(バッテリーを放電した場合、端子電圧が10.5Vに達する迄の時間:分)の容量表示です。私の買ったRC160は単純計算すると、25A×160分/(60分/時間)=67A時間(67Ah)ということになってしまいますが、放電電流等の条件が違うのでこの限りではありません。対応表では80Ahに相当、100Ahの相当品はRC190(分)のようです。

●CCA(Cold Cranking Ampere:コールド クランキング アンペア)は、摂氏−18℃の状態で、定電流放電を30秒間実施した場合、12Vバッテリーが7.2Vまで低下するような放電電流の値です。冬期にセルモーターを回す能力の目安なので、ディープサイクルバッテリーには余り関係ないようです。

●AH、ディープサイクルバッテリーについては下方に記載

バッテリーの性能(AH・RC対応表あり)

JIS バッテリー形式対応RC|5HRAh|CCA値

バッテリーの知識 〜 カーオーディオ 激安通販 サウンドウェーブメイワ

ACDelco マリン用メンテナンスフリーバッテリー


 気になるバッテリーの『寿命』ですが、我々が子供のころは、1年などと言われていました。しかし、今は2〜5年だそうです。言われてみれば、私の車も、8年乗ってますが、サブ・バッテリーを交換したのが、新車購入から5年目、車載バッテリーを換えたのは、6年目の時でした。

 この寿命ですが、やはり、使い方によるようです。

【 バッテリーを長持ちさせるには 】

@ バッテリー液面は、なるべくUPPER LEVELに近い状態を維持するためにこまめに補充する(開放型の場合)。

A バッテリーを常に満充電の状態に保つ
これは、携帯電話のリチウム・バッテリーとは異なるところです。
鉛バッテリーは放電時、電極板の表面にサルフェーション(硫酸鉛の非伝導性結晶皮膜)が発生し、これが硬質化するとバッテリーが短命となります。長期間使用していないバッテリーは、自然放電しているので、定期的に充電し、なるべく満充電の状態を維持することが望ましいでしょう。

B 完全放電を避ける
バッテリーの知識が少しでもあれば、これは当たり前のことですが、ディープサイクル・バッテリーでも、完全放電はいけません。バッテリー容量の50%(12.25V)を下まわらない範囲で使用することが良いようです。使用後は速やかに補充電をおこないます。

【 充電状態の目安 】
端子電圧充電状態
13.0V100%
12.4V60%
11.8V20%
10.5V0%


 では、バッテリーの交換時期はいつか? 確かに、新調して1年もすると、夜間の冷蔵庫駆動が不良になります。しかし、LED、給水ポンプなど、キャンプに本当に必要な機能には、全く支障ありません。一般に、満充電したつもりでも、翌日には低電圧になっていれば、これはもう使えません。しかし、使用用途によるので、ある人は、使用者がもう使えないと思った時が替え時と言います。


 さて、サブ・バッテリーを載せた場合、標準装備されてくるのが、走行充電です。これは、エンジンをかけると、自動的にオルタネーターから、車載バッテリーに並行して、電気が供給されるもので、12V車なら、アイソレーター、24V車なら、これに、電圧を変換する、コンバーターを介して接続されています。サブ・バッテリーが弱々しくても、エンジンを掛けると、急に電力供給が復活したように感じます。

 しかし、実は、サブ・バッテリーを理想的な状態に保つには、走行充電だけでは全く不十分です。車のオルタネーターは、車の走行関連で使う電気を賄うように作られているため、余ったものをサブバッテリーに回すようではたかが知れているということです。
→但しこの件は、下記小野さんの『昇圧する走行充電器』という対応策があるそうです。

 以上の解決策として、まず、手軽なのが、● AC充電器で、定期的に充電すると言うことです。しかしこれはやや面倒で、帰宅した時にしか使えません。
 やはり、理想的なのは、● ソーラーパネルを併設することです。大きなものに越したことはありませんが、バッテリー保護の目的なら、小型(60W)のものでも良いかもしれません。これには通常、充放電コントローラーというものを、一緒に付けるので、バッテリーの過放電も、自動的に防止してくれます。これは、夜間、冷蔵庫などを使っているとコンプレッサーが回って、バッテリーの残量が一定電圧以下になると、電力の供給が制限され、コンプレッサーのモーターが止まると、一定時間を置いて復旧するものです。


 私自身は、納車当初、75Wソーラーパネル2枚と、未来舎のソーラーコントローラーを、友人に手伝ってもらって取付けました。それ故、天気さえよければ、サブ・バッテリーは満充電、夜間に冷蔵庫を使い続けても、一定の電圧に低下すると、過放電を防止する機構が働き、電気の供給が制限されます。この環境で、サブ・バッテリーは、納車後、5年目に交換しました。思い出してみると、一晩中、冷蔵庫が稼働し続けたのは、新車当時と、交換後の、それぞれ1年後くらいまでで、その後は、夜半を過ぎると、冷蔵庫のコンプレッサーが止まるようになっていました。朝、陽が差し始めると、冷蔵庫も再稼働します。
 因みに、未来舎の製品は、保証期間外でも妥当な値段で修理が効くので、安心です。
 バッテリーの交換時は、ディーラーにお願いしたため、100AHを2つで7万円ほど掛かりました。自分で交換しても良いと思いますが、1つ25kg、廃棄処分の手間を考えたら、まあ妥当なのかとも思えます。


★ 尚、キャンピングカー・オーナー同志の交流を楽しみに、儲けを度外視したような、さながら、ボランティアで分けてくれる方もいるので、問い合わせてみる価値は十分あると思います。因みに、この方の職業は、プロのミュージシャンなので、販売サイトで利益を得ているわけではありません。一覧表の在庫欄に『お取り寄せ』などと、もっともらしく書かれてあるのは、友人にお願いして作ってもらったり、送ってもらったりするからです(^x^;)(平成27年6月20日)。


メール 私は電気の専門家ではないので、もし、この内容に不備があれば、お手数ですが、ご指摘いただけますと幸いですm(_ _)m。

この件で、貴重なアドバイスいただきました(一部抜粋)。ありがとうございましたm(_ _)m。

 ● うえはらさん より

理由はいろいろあるので使用状況やバッテリーの種類を詳しく聞かないと正しく回答できませんが
開放型,密閉型,ディープサイクル(液バッテリーかゲル状バッテリー)によっても違ってきます

1年ほどでバッテリーがダメになる原因は下記の事が考えられます。

以上が大きな原因の要素ですがバッテリー本来の性能を通常の寿命まで使用するためには,

過放電を避け放電したらできるだけ早めに充電することです
ソーラーはその点非常に良い充電器です

また走行充電だけでは満タンにならずそこで限界ぎりぎりまで使って半日充電しない
ちょっと走行して満タンにならないのにまた使う・・・この繰り返しも原因の一つかもしれません

もう少し詳しくバッテリーの種類型番とどういう使い方をしているかを教えていただければ解決すると思いますが、まず走行充電だけでは無理かもしれません


尚、予算と場所があればソーラーがいいのですが、バンコンの場合屋根が鉄板で熱の問題もあるし断熱材を塗ったりとかなりの改造の必要があるのでお勧めできません

それより家へに帰った時に別に充電器を購入しサブを充電するのが一番安上がりです
但し、ACデルコのボイジャーをもし使っているのでしたら専用の充電器ではないと満充電にならないので専用の物をを購入してください
それ以外の通常のディープサイクルバッテリーならなら格安の充電器が沢山出ていると思います


 ● かめさん より

バンコンということは恐らく密閉型20時間率をお使いでしょう。
この手のタイプは高負荷と深放電に弱いですので、灯りや水道ポンプ程度で使うならなんとかなりますが、冷 蔵庫やテレビ等を使うと1年位で厳しくなります。

また走行充電だけでは満充電には至らず、深放電気味の使い方になってると思われます。

私もキャンピングカー購入当初、冷蔵庫やテレビの使用で毎年バッテリーがダメになりました。
当時の結論では開放型5時間率バッテリー導入で解決しましたが、バンコンの場合は難しいですね。

 ?バッテリーの『時間率』とは?


 ● blue3さん より

バッテリー云々の問題ではなく、走行充電だけでは絶対量が不足しているのだと思います。
そして充電不足のサルフェーションで満充電出来なくなっていると推測します。

ソーラパネル発電機付けるしかないと思います。


 ● ブラボーさん より

車や装備によって充電能力はピンキリですが、走行充電だけで満充電にするには10時間以上、走る必要があります。
80パーセントぐらいまでは数時間で到達しますがその先「満」までは時間が必要です。
帰宅のための走行だけでは全然たりません。
ましてや、雨の夜間となるとライト・ワイパーに電力をとられてますます充電量が足りません。


うちの車で、この充電時間と量を実感するときがあります。
月曜から金曜日まで240WのソーラーパネルでEB160 1台に充電しているので週末には満充電状態になります。

出かけて金曜土曜と電気を使い続けても太陽ピーカンなら日中の充電でほぼ満充電状態に回復しますが3泊目になると1週間掛けて充電した場合に比べて60〜70パーセントしか電気が溜まっていません。

この、60〜70パーセントの状態が、最大の性能だと思って使っている方も多いと思います。

あと、充電していない時バッテリーは自然放電します。
ディープサイクルは通常の自動車用バッテリーに比べ自己放電が大きいです。

じゃーどうすればいい?

PS:この環境ではバッテリー容量を増やしても状況は良くなりません。
   維持投資費用が増加するだけになります。


 ● 小野さん より

 走行充電について、私も最近学んだ事が在ったので御紹介します。

 サブバッテリー交換

 走行充電

   13.8Vで満充電させられるディープサイクルバッテリーを選べば良かったのですが、14.4Vタイプの普通の低電圧型を選んでしまい標準の装備では、自宅で満充電にして出発しても、走行充電で逆に放電してしまって目的地に着いたら(距離に応じて)60%〜80%に減らして使い初めていました。
 バッテリーを買い直そうかとも悩んだのですが、来たるべきリチウムイオン電池への積み替えの日の為に走行充電器を装備しました。

 この走行充電器を設置後は、走行充電の充電量が30Aに制限されますが、夜間走行時もサブバッテリーをフル充電できる様になりました。

 因みに、自宅では電圧変動が激しいソーラーパネルはOFFっていてメンテナンスモードで作動するパルス充電器を使って完全フル充電させ続けています。

PS. 昇圧する走行充電器は、トラベル・トレーラー愛好家の中では利用者も多く実績があります。

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シートの加工・他

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